- α33とα35の違いは何だろうか? 読者が下記の素晴らしいスペックの比較を作成してくれた。
- 最初にα35はα33と比べてバッテリーライフが長くなっている。
α35: フラッシュ使用で420枚、フラッシュなしで460枚
α33: フラッシュ使用で270枚、フラッシュなしで290枚
- JPEGでの連写枚数も増えている。
α35: ファインで21枚、スタンダードで29枚
α33: ファインで14枚、スタンダードで16枚
- RAWでの連写が遅くなっている。
α35: 6枚
α33: 7枚
- (動画撮影時の)オーバーヒートが減少し、より長い時間の録画が可能になっている。
α35:20°C 手ブレ補整ONで29分、OFFで29分
α35:30°C 手ブレ補整ONで14分、OFFで29分
α35:40°C 手ブレ補正ONで10分、OFFで29分
α33:20°C 手ブレ補整ONで11分、OFFで29分
α33:30°C 手ブレ補整ONで7分、OFFで22分(※ソニーの資料から補完しました)
α33:40°C 手ブレ補整ONで4分、OFFで9分(※ソニーの資料から補完しました)
- α35には、メニューの最初の画面を選択する新しいメニューオプションがある。メインメニューと最後に使用したメニューを選択可能。
α35は動画撮影時のオーバーヒートの問題が大きく改善しているようで、気温が20°C前後の環境で使う場合や、手ブレ補整OFFで使う場合には全く問題はなさそうですね。その他のスペックの面では、バッテリーライフの改善やバッファーの強化などの小規模の改良にとどまっているようです。
hilo
これでモデルチェンジってズルい気がするのは私だけでしょうか。ファームアップでは対応出来ない問題だったのでしょうけども、単純に前モデルに欠陥があっただけのような...
muk
α55へのファームアップ等での対応はないのでしょうか。
それとも、構造的に違うのでしょうかね。
α55はディスコンでα77とα35の併売になるのかも知れませんね。
とにかく早くα77の詳細が知りたいです。
αxi
やはり動画の熱対策をするための改良みたいですね。
動画撮影時間が気温によって大きく左右される問題が発覚するやいなや、一部の人が鬼の首を取ったように騒いでいましたから。
ソニーの技術者も悔しかったんでしょうね。
元はと言えば設計の甘さが問題だと思いますが。
NEXシリーズにファームアップで搭載されると噂される、ピクチャーエフェクト機能やピーキング機能は載らないのでしょうかね。
アートフィルターは載って当たり前だし、ピーキング機能もわかる人に取っては魅力的な機能のはず。出し惜しみはしないで。
個人的にはハード面の進化も期待したいですね。
NEX-C3は1620万画素センサーになると噂されていますが、α35はどうなんでしょうか。
電子ファインダーの性能アップも欲しいけど、それはα55の後継機かα77待ちかな。
123
あららα33持ちには目の毒な内容ですね。
使っていて不満なのはバッテリーの持ちとMF時の操作性くらいなので、この地道な改善は羨ましいです。
77が遅れるようなら乗り換えてみたい気もします。
αUSER771
やっぱり熱対策が一番の焦点ですか。
上位の機種になると、撮像センサーの性能も上がって熱量も増えると思うので、
そちらはどうしてくるのかが楽しみです。
>axiさん
ピーキングはコントラストAFの機種のほうがシステムに組み込みやすいという事なんじゃないでしょうか?
あれも結局はコントラストの高いところを「合焦している」とみなしてるみたいですし。
acti
先の元記事に対するコメントで撮影可能枚数の増加などが記されており、バッテリーに変更があるのかどうかの確認を待っておりましたが…変更なしと考えていいのかな。だとしたら省電力化による改善でしょうか。どのような変更により省電力化がなされたのか、画質を犠牲とするものか、逆に画質改善に結びつくものか、或いは…続報が楽しみですね。
やせうま
撮影可能枚数増=バッテリー変更or省電力化
連写枚数増=バッファ増量
連写速度減=画素数UP
動画撮影時間増=排熱方法の改善
特に手ブレ補正OFF時の排熱向上が顕著。ヒートシンクでもつけたのかしらん?
センサーシフト式は動画向きでは無いということだね。
po
素人考えで、ボディカラーがシルバーなら真夏の晴天時、動画撮影時間が延びそうな気がするのですが(w
やっぱり効果が大したことないのでしょうかね。
hi-low
チェコ語のマニュアルに掲載された図では、α35の背面液晶は固定になっているようですね。
CMOS駆動回路の変更で消費電力と発熱を減らし、さらに筐体の変更で冷却用の空間も確保したのでしょう。
鳥
actiさんがおっしゃるように、バッテリーに改善があったかどうかが興味深いですね。それによってある程度推測が成り立ちます。
バッテリーが変更され大容量化されているのなら、センサー周りの電力消費はほぼ同じままで、それ以外の基礎設計は別物化、それによって熱問題を改善した可能性があります。
しかし、もしバッテリーに変更がないのであれば、センサーが劇的に省電力化し、それによって基礎設計の変更は無しで熱問題を解決できた可能性もあります。
後者のほうがお手軽ですし、今35にそれほど開発リソースを投入できるとも思えません。またこの短期間で対応できたというのは、やはりセンサー技術だけで熱問題・バッテリーライフともに克服できる目処はあった可能性が高いでしょう。33・55は、もともと省電力センサーを当てにしての設計で、この35程度の性能が目標値だったが、しかし省電力センサーが間に合わずあのような性能になった・・ということなのかも知れませんね。
33・55のバッテリーライフは妙に短かったですしね。