オリンパスE-P3の鮮明な写真と全ての新製品のスペックが掲載

43rumorsに、オリンパスの新製品のスペックのまとめと、E-P3の鮮明な写真が掲載されています。

(FT5) First non blurred E-P3 picture with 12mm lens (+ FT5 Olympus rumor summary)

  • 上記の写真(※元記事を参照してください)は12mm F2が装着されたオリンパスE-P3だ。キュートだろうか? オリンパスは6月30日の午前6時(ロンドン時間)に新製品を発表することになるだろう。以下は、オリンパスが木曜日に発表する全ての新製品だ。
  • 3機種の全ての新型PENに共通する特長
    - 非常に高速なAF
    - Truepic VI 画像処理エンジン
    - 新型のオリンパス設計のセンサー
    - AFアシストランプ
    - 旧型のレンズのAFも(新型レンズほど速くはないが)高速化される。
  • オリンパスE-P3
    - オリンパスが調整した新型の1200万画素センサーを採用。
    - デュアルコアのTruepic VI 画像処理エンジン
    - ISO100-12800
    - 動画は1080i 60fps AVCHD またはJPEG video
    - 35点AF
    - 有機ELタッチスクリーンモニタ(61万ドット)。XZ-1とほとんど同じに見える。
    - ポップアップライブガイド
    - デュアルダイヤル
    - フラッシュはリモートトリガーが可能だが、E-PL1のようなバウンスはできない。
    - AFは、これまでのミラーレス機の中で最も速い(GH2よりもかなり速いと聞いている)。
    - 更新されたアートフィルター
    - アートフィルターの組合せ効果(スターライトのような)
    - 3Dスチルイメージ
    - Eye-Fiカードを制御するためのビルトインEye-Fiサポート
    - 交換式のグリップ。2種類の異なるグリップ(後から更に追加される)が販売されると聞いた。 
    - 価格は799ドルから899ドルの間
  • オリンパスE-PL3
    - E-P3と同じセンサー、同じAF速度
    - フラッシュは内蔵されない(外付けのフラッシュがバンドルされる)
    - チルト可能な液晶モニタ(有機ELではない)
    - 外観はXZ-1にそっくり
  • オリンパスE-PM1
    - XZ-1と同じくらい小さい
    - 液晶モニタは固定式でフラッシュも内蔵されない
  • 12mm F2
    - m4/3の最初のハイグレードレンズで辰野製。
    - 距離目盛り付きで総金属製。フォーカスリングを引いてAFからMFモードにすると、目盛りが見える。
    - レンズのサイズはパナソニックのLeica 25mm F1.4に近い
    - フィルターサイズは46mm
    - 4月から既に製造が開始されており、7月に店頭に並ぶ
    - 最短撮影距離は20cm
    - 価格は799ドル前後
  • 45mm F1.8
    - マクロレンズではない
    - 価格は299ドル
  • 新型のフラッシュFL-300R
    - ソニーのF20AMと似たような機能。たとえば、折り畳める。
  • 新型の外付けEVF
    - 廉価版の造り、安価な価格
  • 14-42mm II R
    - 現行の14-42mmと同じ価格と光学性能だが、AF速度は大幅に高速になる。
  • 40-150mm II R
    - 現行の40-150mmと同じ価格と光学性能だが、AF速度は大幅に高速になる。

 

オリンパスの6月30日の新製品発表は、ボディが3台にレンズが4本、加えて新しい外付けEVFとフラッシュが登場するということで、かなり気合いの入ったものになりそうですね。オリンパスは、ここがマイクロフォーサーズの勝負所と見ているんでしょうか。

今回の発表では、オリンパスのオリジナルのセンサーの出来や、新開発の超高速AF、12mm F2や45mm F1.8の描写性能など、見所がてんこ盛りですね。正式発表が楽しみです。