富士フイルムの常務がレンズ交換式ミラーレス機の発売を検討中であることを明言

ロイターに、富士フイルムの樋口武常務のインタビューが掲載されています。

インタビュー:中国以外でデジカメ海外生産を拡大へ= 富士フイルム

  • (富士フイルムは)前期まで100ドルを切る低価格機種で新興国の販売を広げてきたが、3月から新開発のレンズや高速プロセッサーを搭載した「X100」を投入するなど、今期は高級機種の販売比率を高めていくことで価格下落を止める構え。
  • 樋口常務は、レンズ交換式のミラーレス一眼を来年以降に発売する方向で検討していることを明らかにした。ソニー、パナソニック、オリンパスが参入しているが「差別化できるものを検討している」とした。
  • 富士フイルムは、自社のデジカメの世界販売シェアについて、キヤノン、ソニー、ニコン、韓国サムスン電子に次ぐ5位とみている。これに対して樋口常務は「今期は4位に食い込みたい」と述べた。その上で、2014年3月期にも台数シェア3位に入る目標を掲げた。

 

富士フイルムがレンズ交換式ミラーレス機を開発しているという噂は、以前から流れていましたが、どうやら本当の話だったようです。ただ、発売は来年以降ということなので、噂が流れている「秋に登場する新製品」の中には、このミラーレス機は入っていないものと思われます。

富士のミラーレス機に関しては、X100をベースにしたレンズ交換式カメラになるという噂と、マイクロフォーサーズになるという噂が流れていますが、「他社と差別化できるものを検討している」ということなので富士の独自路線になる可能性が高そうですね。いずれにしても、発売がとても楽しみです。

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この記事の情報は、"ふ"さんに教えていただきました。ありがとうございました。