ソニーα77は特に単焦点レンズを使ったときには驚くほどのディテール

Amateur Photographerに、ソニーα77の簡単なレビューが掲載されています。

・Sony Alpha 77 and NEX 7 First look (※元記事は削除されています)

  • EVFは明るく豊富な情報が表示され、使っていて楽しい。実際、時々これがEVFであって光学ファインダーではないことを忘れてしまう。高解像度でディテールは良好、画素の形は全く見えない。α77のEVFでは、動体の撮影で問題になる撮影後の復帰がとても速くなっている。
  • トゥルーブラックテクノロジーが採用されている液晶モニタは、コントラストが素晴らしく、明るい太陽光下でさえよく見えるが、汚れが付きやすいので定期的な清掃が必要。
  • GPSは正確で細部まで記録される。GPSは無効にすることもできるが、バッテリーライフは素晴らしく、満充電の状態で2日で1000枚以上撮影することができた。
  • 動画はフルHDでPASMのモードが選択可能。動画は29分まで撮影可能。旧型のα33やα55では、オーバーヒートの問題から動画が9分に制限されていたが、ソニーによると、この問題は新しいステディーショットエンジンによって解決している。
  • 初期のサンプルモデル(プリプロダクションモデル)ではRAW+JPEGでファイルが保存されるまで3.5秒かかり、12コマ/秒で1秒連写すると29秒かかるが、短い連写なら処理中でも可能だ。
  • シャッターラグは電子先幕シャッターのおかげで0.05秒で、これはα700よりもおよそ30%速い。
  • 最初の印象では、24.3MPセンサーは、特に単焦点レンズを使ったときには驚くほどのディテール。
  • ソニーは7段と1/3EVの異例のISO範囲(100-16000)を設定しているが、これはソニーがより高い感度の画質に満足していないためだ。使用したカメラの画像では、ノイズはISO1600まではノイズはよくコントロールされており、それぞれの感度で解像度の低下は目立たず、快適に使うことができる。ISO3200からは輝度ノイズが目立ち始める。
  • α77の最初の印象はとても肯定的なもので、製品版モデルを手にして完全なテストをするのが楽しみだ。

NEX-7のレビューも一緒に掲載されていますが、こちらはスペックの紹介程度なので割愛しました。α77は新開発のEVFが非常に高い評価となっていて、これまでのEVFに比べると動体の撮影もかなり改善しているようですね。

画質に関しては、「よいレンズを使った場合」という条件付きですが、良好な評価となっています。高感度は、現時点のプリプロダクションモデルでは、それほど強いとは言えないようですが、これは製品版での改善に期待したいところですね。