・Just Posted: Sigma SD1 preview Raw and JPEG samples
- SD1のJPEGとRAWのサンプルを公開した。ここしばらくの間、シグマSD1を使っており、スタジオでのテストを始めたばかりだが、初期の実写サンプルをあなたに見ても貰いたいと思う。これらのサンプルには、様々なISO感度でRAWとJPEGで撮影された多様な被写体が映っている。RAWはシグマのPhoto Pro 5.0で好みの味で現像し、出来上がったTIFFファイルをAdobe Camera Rawでわずかに調整を行っている。
よい条件で撮影されたSD1のサンプルの解像感・質感の高さには、やはりすごいものがありますね。高感度はライバルと比べて強いとは言えませんが、高感度性能を求めるようなカメラではないので、あまり気にする人はいないかもしれませんね。
サンプルの撮影では、標準ズームに定番の17-50mm F2.8 OSではなく、廉価モデルの18-50mm F2.8-4.5 OSを使用していますが、このレンズは思ったよりもよく解像しているという印象です(周辺は少し甘いですが・・・)。50マクロと、70-200mm F2.8 OSはどちらも切れ味がいいレンズですね。
それから、スタジオテストが開始されているということなので、dpreviewがSD1にどのような評価を下すのか興味深いところです。
SPro
やはりはまったときの力はすごいですね。テスト結果楽しみです。自身で撮るときの参考(手本)にしたいですね。
SilverMan
グローブとボールのRAW-JPEG写真のように、低輝度の時にうかつにISO感度を上げると、色ころびを起こすじゃじゃ馬ぶりは相変わらずのようですね。
それでもハマった時の仕上がりの凄さに磨きがかかっているのは良いですね。
tomohiro
JPEGとRAW現像の画質の差が大きいですね。何故Adobeのcamera rawで調整しているのか判りませんが、ハイライトの粘りがかなり違いますね。全体にRAW現像がアンダー目に仕上がっているようにも見えますが。
Grr
SD1の実写サンプル見た第一印象は「そこまで凄くないな」という感じでした。コンシューマベイヤー機と比べると描画力といった限定的な部分において分があるものの、中判と比較するとHasselbladの旧機種H3Dにすら及んでいないってのが率直な感想です。まあ、数百万のシステムと比べるのはさすがに酷ですが、SD1と同じ価格帯にはシステムが充実している1DsやD3X、もうちょっと奮発すれば645Dに手が届いてしまうので、敢えてSD1に拘る理由がなくなってしまうんですよね。
それと、どうも「Foveonは使いこなすのが難しい」という認識が逃げ口実になってる気がするんですよね。SPPの完成度が低いのもボディ側のレスポンスと機能面が他社旧機種並なのも購買意欲を削ぐ一因になっていると思います。他社が当たり前のようにやれている事を出来ないようでは、シグマの技術力が疑われかねません。現在、SD1と同一センサーの新機種を開発中との事ですので、既存ラインナップの不満を解消するような製品を期待しています。.