・Fuji X10 vs. X100 vs. Canon G12 sensor comparison
- FujiGutsが富士のX10とX100、キヤノンG12のセンサーの比較チャートをツィートしている。
一番上のチャートは、ISO100での解像力の比較、真ん中のチャートはグラデーションチャートによるダイナミックレンジの比較、下のチャートはISO1600でのS/N比の比較となっています。
チャートの下に[HR][DR][SN]のマークが付いているので、上からそれぞれ[HR]モード、[DR]モード、[SN]モードでのテスト結果と思われます。
ISO100での解像力はX10がトップで、APS-Cセンサー+単焦点レンズのX100の値を上回っているのは驚きですね。X10は、2番目のダイナミックレンジや一番下のISO1600のS/N比も良好な値ですが、[DR]モード、[SN]モードによるテストだと半分の画素数(6MP)なので、[HR]モード(12MPのモード)でのダイナミックレンジやS/N比も見てみたいところですね。
んr
つまりG12をターゲットにしてると公式に発表したわけだね。
それぞれのデータを鵜呑みには出来ないでしょうが、期待してしまいます。
bz
センサーの違いを考えると妥当な結果というところでしょうか?X10のISO100時の解像度の良さは、レンズ性能というよりも画像処理エンジンの良さもあるのかもしれませんね。ますます楽しみになってきましたね!早く絵が見たい!
ひまり
G12とX10の比較
CMOS・CCD の違いがあるとは言え、素子サイズはほぼ同じです。
にわかには信じられない結果ですね。
絵を見て確認したい。
123
ここは素直に数字に踊らされて凄いと言わせてください。
ハイエンドコンデジ新時代到来か?
鳥
X10のセンサーがどこの製品かは判りませんが、ソニーの裏面照射型C-MOSのの例では同サイズのCCDより明らかに暗部ノイズやS/N比でCCDを上まわっていたので、2/3型ならば、1/1.7CCDの特性をいくつかの面で上回るであろう事は、おそらく多くの人が予想し得たでしょうね。
1/2.3裏面照射特有の、ダイナミックレンジの狭い黒つぶれしやすい特性も、大型化すれば軽微な物になるでしょうし、フジ特有のEXRテクノロジーを用いれば、さらにレンジを拡大できるでしょう。
というか、なぜ裏面照射C-MOSは、1/2.3型しか作らないのか疑問であったくらいです。これで極小センサーのみしかなく評価に偏見の強かった裏面照射センサーが見直されてくると、もっと広い市場で使われるようになるかも知れませんね。
裏面照射は一眼クラスのセンサーに使うほどの大型化は難しいと言われているので、コンデジで最大サイズの2/3で使うのはベストかも知れません。
どもん
裏面照射型は小型素子でないとメリットが出ない、
という事を度々言われてきているので製造上なのか完成品でか、
すんなり大型化して成立するものでもないのだろう。
しかしながら、フジのEXR技術はなかなか行けてますね。
名無さん
解像度勝負ならG10でしょう。キャノンの応えは解像度優先ではないのですから。
S0123
X10のセンサーって裏面照射CMOSなんですか?
のの
F550のセンサーは東芝製の1/2型16M裏面EXR-CMOSなので、
X10もその大判化じゃないでしょうか?
鳥
> X10のセンサーって裏面照射CMOSなんですか?
EXR C-MOSと言っていますから、おそらくは。
X10に限らず、フジはF550EXRから裏面照射センサーの画素をEXR配列にしたセンサーを使い始め、それを「EXR C-MOS」と独自名称を名付け、引き続き最新のF600EXRにも使っています。
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/f/finepix_f550exr/features/
1/2.0と、X10に比べれば小型ではあるものの、1/2.3センサーの他社裏面照射採用機よりかは大型で、良好な画質を示していますし、これをさらに大型化したものと思われます。
EXR C-MOSが、必ずしも裏面照射C-MOSであることに限定していないかもしれませんが、すでに数機種で採用している技術であり、突然、表面の通常C-MOSに戻す理由も見あたりませんし、コンデジクラスの小センサーで、通常のC-MOSを使えば受光面積でかなりの不利がありますから・・
カメ吉
魅力的なカメラで出て何よりです。ほんのちょっと前に出たm43の存在が影が薄くなった感じさえしてしまいます。ソニーといい先に出たカメラが指標で今後発売されるカメラも同じような好評価になるていいですね。
鳥
裏面照射センサーの大型化が難しいというのは知っています。しかしそれはあくまで一眼に使うほどの大きさの場合であって、1/2.3より、ほんの僅か大きい1/2や1/1.6が技術的に難しいとは考えにくいです。
ソニーの裏面照射C-MOSは、各社一斉にCCDから転換させるほど製造面で安定し大量供給を実現していますし、わずかに大きくして歩留まりで劣るとしてもCCDよりC-MOSは安価だからです。
したがって、今まで、大型(あくまでコンデジクラスでの大型)の裏面照射が市場に登場しなかったのは、市場的な流行と商業的な判断による物と思われます。
まず、ひとつに、センサー大手供給元であるソニーが、ハイエンドコンデジ用センサーの開発に積極的ではなく、新型のセンサーを長くラインナップにしていないこと。ソニー自身はハイエンドコンデジを長く作ってないので当然と言えます。各社が採用しているハイエンド定番と言える1/1.6 CCDでさえ、数年にわたりマイナーリビジョンの変更のみで、メジャー刷新や性能向上はありません。
そして、実際のコンデジを作るディベロッパーメーカーも、ハイエンドコンデジ市場が縮小しているため、ラインナップされたセンサー以外を、コンデジでオーダー製造してまでコストをかけることに踏み切るメーカーが少ないこと。
最後に、裏面照射センサーが低価格な極小センサーから登場したため、低画質イメージがついてしまいハイエンドコンデジに採用しにくかった事などでしょう。
patrick
1/1.7センサーと、2/3センサーは僅かな数字の差に見えますが、面積的には、2/3のほうが約35%大きいですから、G12との違いが出ることは不思議ではないと思います。ただ、X100はAPS-Cであり、X10の素子の 6.3倍の大きさを持つため、X100とX10が、解像度とダイナミックレンジ、S/N比で肉薄している点は、う~ん・・・?
解像度は「レンズのため」と書いてありますが、管理人さんがおっしゃるように、ダイナミックレンジとS/N比は、HRモードでの比較を出してほしいですね。P7100、S95もG12と同じ1/1.7センサーです。今後のハイエンドコンパクト市場に一石を投じることになりそうですね。
fan★
コンデジは今まで富士を使ってきました。
F700,F30の後継を探していましたが、このスペック通りなら買い換えたいです。
ようやく、作品撮りができそうなコンデジが出てきたなと思います。
後は、解像度の項目に対して、X100とX10だとアスペクト比が3:2と4:3だと思いますから、同じ1200万画素なら、X10の方が縦の画素数が多い分、ライン数が多くても不思議ではないと思います。
グラフを見ていると、ガンレフのような解像度計測、解像効率なら多分X100の方がセンサーサイズの差で有利だと思います。
f200user
EXRは配列とそれの利用に関する方式、CMOSは半導体の種別そのものなので、名前からは裏面かどうかはわかりませんね。
製造精度、コストの面から大型センサーになると裏面である必要もありませんし、逆にデメリットもでてきますし。
DRに関しては明らかにDRモードの効果でしょう。
SNに関してはCCDとCMOSの違い+SNモードの効果の様に見えます。