ニコンが手振れ補正を想定したFX用35mm F2.8の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ニコンのフルサイズ用の35mm F2.8 VR の特許が紹介されています。

・Nikon 35mm F2.8 手ブレ補正対応フルサイズ用レンズの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ニコンが35mm F2.8の特許を出願中。地味なスペックであるものの、手振れ補正を想定しているようだ。
  • 全長 67.39mm、レンズ構成 5群6枚、非球面 3面2枚、リアフォーカス、第2レンズ群をシフトさせることで、手振れ補正に対応。
  • 明るさがF2.8であることが唯一の気掛かり。35mm F2.8が存在する正当な理由は手振れ補正。手振れ補正の付いた標準域の単焦点なら、暗さのデメリットはほぼなくなると言っても過言ではない。

 

35mm F2.8は単焦点としては少々暗いですが、VRが付いていれば暗い場所でもかなり撮れるので、小型軽量なレンズに仕上がれば、FX用の常用レンズとして活躍するかもしれませんね。

最近ニコンは、50mm F1.8や85mm F1.8などの扱いやすい明るさのレンズをリリースしていますが、この特許を見るかぎりでは、手軽な単焦点レンズが今後もますます充実していきそうですね。