ミラーレス機のシェアではニコンの伸びが目立つ

ITmediaデジカメプラスに、BCNランキングに基づくデジカメラの市場調査報告が掲載されています。

デジカメ単価下落に歯止めか ミラーレスはニコンが躍進 BCN調べ

  • ミラーレスタイプのシェアでは、ニコンの伸びが目立つ。価格低下も手伝って2011年末からはシェアを伸ばしており、12年3月時点では約2割を占めるまでに至っている。ただ、12年3月時点の平均実売単価に目をやると、NEX-7がヒットしているソニーが7万4900円と他社を大きく引き離している。
  • レンズ交換式全体としては、デジタル一眼レフが復調傾向にある。ミラーレス/デジタル一眼レフの販売構成比は前者が伸び続けており、2011年12月には52.2:47.8とミラーレスが過半を占めるに至ったが、12年2~3月には48.9:51.1、44.8:55.2とデジタル一眼レフが盛り返している。
  • デジタルカメラ全体のメーカー別販売台数シェアという視点からすると、ミラーレスタイプを製品ラインアップに持たないキヤノンが2012年に入ってからシェアを伸ばし、トップを獲得している。ただ、Nikon 1を擁するニコンも同様に2011年末からシェアを伸ばしており、2強が市場を引っ張るという構図は続きそうだ。

 

元記事のグラフを見る限りでは、ニコンのミラーレス機(Nikon 1)が急激にシェアを伸ばしているようですね。パナソニックのシェアはほぼ横ばいですが、オリンパスとソニーがシェアを奪われているように見えます。ただ、単価ではソニーが頭ひとつ抜けているようですね。