オリンパスの映像事業は今後ミラーレスとハイエンドコンパクトに集中する

オリンパスが、8日に発表した「5カ年の新中期ビジョン」の中でデジタルカメラの今後の戦略について言及しています。

オリンパス、カメラ事業をミラーレスと高級コンパクトに集中 (デジカメWatch)

  • 映像事業では、デジタル一眼レフカメラから低価格コンパクトデジタルカメラまでを擁していた"全方位戦略"を見直す。
  • 今後はノンレフレックス(ミラーレス)カメラと高価格帯のコンパクトデジタルカメラに集中し、収益性の向上を図る。
  • ノンレフレックスカメラのラインナップを今後拡充するほか、コンパクトデジタルカメラにはノンレフレックスカメラで培った技術を展開し「XZ-1」や「TOUGH TG-1」に続く"次世代フラッグシップモデル"も投入する。
  • 一方、デジタル一眼レフカメラや、新興国を除いて低収益の成熟市場だとする低価格コンパクトデジタルカメラへの投資は控える。
  • カテゴリー別の台数予測では、2017年3月期にレンズ交換式デジタルカメラ(ミラーレス・従来型)が2012年3月期の180%増、高価格帯コンパクトデジタルカメラが同70%増になるとする。「従来型」には、現在ラインナップとして残っているフォーサーズシステム規格のデジタル一眼レフカメラが含まれていると見られる。

 

オリンパスがデジタル一眼レフへの投資は控えると述べているので、今後、フォーサーズ関連の新製品がどうなるのか気になるところですね。

コンパクトカメラについては上位モデルの開発を続けるということなので、カメラファンが注目しているようなモデルはそのまま継続されそうです。次世代フラッグシップモデルは、43rumorsで噂が流れてた大型センサーを採用したコンパクトのことでしょうか。

[追記] 「カテゴリー別台数予測」の部分のテキストを追加しました。