パナソニックが撮像センサーとDSPの発熱対策に関する特許を出願中

エンジニアの嗜みで、パナソニックのデジカメの熱問題対策に関する特許が紹介されています。

・Panasonic 撮像素子とDSPの発熱に対応する特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • パナソニックが撮像素子やDSPの温度上昇によって生じる諸問題に対応する特許を出願中。 最近では、使用可能な残り時間を表示するもの、記録方式(画質)を変更するものがあるようだ。
  • 特許公開番号 2012-165372: 撮像素子やDSPの発熱は、長時間継続して使用した場合に顕著になる。記録方式によって温度上昇率は決まる。現在の筐体温度と記録方式から、カメラが停止する温度に達するまでの時間を計算し、撮影可能な残り時間として表示する。
  • 特許公開番号 2012-165373: 長時間記録の際、温度上昇によってカメラが停止してしまうと、大切なシーンを記録出来ない。温度が上昇しても動画撮影を続けること。温度に応じて、記録方式を変更する。
  • 「GH3等、GHシリーズの次機種では100Mbps近いスペックを用意するけど、撮影可能残り時間を表示し、それを超えたら一般的なスペックの24~36Mbpsで動かすよ」 ということも有り得るかもしれない。

 

これまでパナソニックのm4/3機ではそれほど熱問題の話は出ませんでしたが、このような特許を出してくるところを見ると、ビットレートの上限が大幅に引き上げられる(72Mbps?)と言われているGH3では、何らかの熱対策が必要になったのかもしれませんね。