キヤノンPowerShot G15の高感度ノイズテストが掲載

FOCUS NUMERIQUEに、キヤノンPowerShot G15の高感度ノイズの比較テストが掲載されています。

Canon PowerShot G15 Test

  • テストはいつものように200ルクスで照明されたセットを、マニュアルモードでISO100で1/4秒、F5.6にセットし、感度とシャッター速度を変化させて撮影した。原寸大のJPEGのサンプルの表示とRAWファイルのダウンロードが可能だ。全てのカメラでこの設定で撮影しているが、G15はおおよそ1/3EVアンダーになっていることに注意して欲しい。
  • ISO80-400では、ノイズの粒子はほとんど見えず、ノイズリダクションも穏やかで美しい画像だ。ディテールはISO400から失われ始めるが、それほど劇的に失われるわけではない。ISO800では、ノイズリダクションがもう少し強くなりソフトになる。ノイズの粒子はまだ目につかないが、黒い部分に紫の葉脈状のノイズが既に見えている。
  • ISO1600になると、ノイズの粒子が見え始めるが、ノイズはまだ少なくスムーズだ。ディテールは不鮮明になるが、色はまだ鮮明で力強い。ISO3200になるとノイズリダクションはずっと強くなり、ディテールが失われる。ISO6400ではダイナミックレンジが激しく低下し、ISO12800はザラザラでディテールは無く小さいサイズのプリントでしか使えない。

 

G15は従来のCCDから最新のCMOSセンサー換装されて、高感度はかなり改善されているようですね。LX7との比較では高感度ではG15が若干ノイズが少なく鮮明な印象ですが、低感度ではサンプルの書籍のカバーの部分を見ると、ディテールは若干LX7のほうがよさそうですね。