・Sony NEX 5-R: A new Sony NEX-5N?
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NEX-5R | NEX-5N | NEX-F3 | NEX-7 | α77 |
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Overall Score (RAWによる センサーの総合点) |
78 | 77 | 73 | 81 | 78 |
Color Depth (色の再現域と分離) |
23.7 | 23.6 | 22.7 | 24.1 | 24 |
Dynamic Range (ダイナミックレンジ) |
13.1 | 12.7 | 12.3 | 13.4 | 13.2 |
Low-Light ISO (DxOの基準で許容できる 最高のISO感度) |
910 | 1079 | 1114 | 1016 | 801 |
- 総合スコアの78はDxOMarkのランキングの28位で、旧機種のNEX-5Nのスコアをわずか1ポイントしのいでいる。色再現は5Nから改善は見られない。ダイナミックレンジの13.1EVは15位の立派なスコアだが、よく似たセンサーを採用するD5100(13.6EV)やD7000(13.9EV)、K-5(14.1EV)には遅れを取っている。NEX-5Nからは1/3EVの若干の改善が見られる。
- 高感度のスコア910は39位で、APS-CでトップのD5100は1183であり、絶対的な数値では大きな差がある。しかし、差はわずか1/3EVであり、プリント上ではほとんど気付かないだろう。
- NEX-F3との比較では、(総合スコアで)5ポイントの差を付けているが、これはNEX-F3がISO200スタートなのに対し、NEX-5RがISO100の設定を持っているためで、NEX-5RはダイナミックレンジでF3よりも2/3EV優っている。
NEX-5Rのセンサーには像面位相差AFが採用されていますが、全体のスコアはこれまでの16MPセンサーと大きな違いはないようです。ただ、細かく見ていくとNEX-5Rはダイナミックレンジでスコアを稼いでいて、一方で高感度のスコアは169も落ちているので、これまでとは明らかに異なる傾向になっていますね。
E-5買ったよ
とりあえずISO800が躊躇なく使えればイイんじゃないかと。
明るいレンズもそろい始めているし。
to
ダイナミックレンジも高感度も、1/3EVの違いをどれぐらいのユーザーが知覚できるんでしょう?
daylight
やはりX5とX6i同様に若干高感度性能が落ちてますね。
ダイナミックレンジの改善で相殺してますが。
その辺、さすがソニーセンサーといったところでしょうか。
TH
私にとっては誤差の範囲。なんて言ったら元も子もないのだけど。ダイナミックレンジのスコアが高いのは嬉しいですね。なんだかんだで画素数や高感度の競争は一段落?小休止?現状のがかなりバランス良いってことでしょうか。NEX-6は安心して買うことができそうです。
tokumei3
デジタルカメラマガジンの先月号に書いてありましたが、ソニーの撮像素子は像面位相差センサーの箇所も色情報を得ることが出来るとのことですから、像面位相差センサー搭載による画質のデメリットは無いのでしょうね。
こうん
像面位相差AFのあるセンサーは、画素の上に設けられているマイクロレンズが一番集光できるところではなく位相差AF検出が一番しやすい位置に設けられるそうです。それで過去の16Mモデルよりも感度が落ちたのではないでしょうか。位相差AFの弱点なのかもしれませんね。
はな
んー、微妙。
NEX-5Nからの買い替えは慌てなくて良いかな。
Wi-Fiとタッチシャッターは便利そうですけどね。
Deckham
5Nから5Rへは機能upであって性能upじゃないでしょうから、妥当な数値でしょうね。
いかにもソニーらしい。この機能が結構魅力的な人は多いんじゃないでしょうか?
ぴぴん
DxOのスコアは何を基準に判定しているのか全く不明。
自分の目で判断する限り、16Mセンサーが24Mセンサーに高感度で負ける事は絶対にあり得ませんw
今回の結果もあくまで気休め程度に考えておいた方が良さそうです。
ビバノンノ
DxO のスコアの意味はここに書いてある通りです。
http://www.dxomark.com/index.php/About/Sensor-scores
8Mピクセルセンサー相当に基準を揃えた上での評価なので、16Mセンサーも24Mセンサーも、その画像を8Mセンサー相当の画像に縮小した上で評価されています。
20cmx30cm に 300dpi 相当で印刷した場合を過程しての8Mピクセル基準だと書いてありますね。
一般的に言って、lanczos3法や、bi-cubic法を用いた画像縮小を行うと、ランダムノイズ成分が減衰し、SN比が向上します。
この時、同じ8Mピクセル相当に揃えるのならば、元の画像が大きければ大きいほど、つまり、縮小画像におけるある1点のデータを、より多くの画素から演算して得ることが出来るほど、その画質の向上効果は大きくなります。
従って、同一世代で同じような技術が使われているのであれば、16Mセンサーより24Mセンサーの方が結果的に(縮小画像で)、綺麗な絵が得られやすいのです。
D800/D800Eのスコアがトップなのも納得ですね。
高感度であろうともそれは同じことで、縮小して同じ画素数にそろえた評価を行う場合には、画素数の多いセンサーの方がSN比の点で有利になります。
実はこの種のテクニックは、オーディオの世界におけるオーバーサンプリング→ローパスフィルターという高音質化のテクニックと本質的に同じものであったりします。