Capture OneによるX-Trans機のRAW現像のテスト記事が掲載

dpreviewに、富士フイルムのX-Trans センサーに正式対応した「Capture One v7.0.2」によるX-Pro1のRAW現像のテスト記事が掲載されています。

Capture One Fujifilm X-Trans Raw support tested

  • Phase Oneは、最新のRAW現像&画像管理ソフトの最新バージョンであるCapture One v7.0.2で富士フイルムのX-Trans機をサポートした。この非ベイヤー型センサーが、サードパーティー製RAW現像ソフトでトラブルを引き起こしていたことを考えると、これは富士ユーザーにとって非常にエキサイティングなことだ。
  • Adobe Camera RAWがX-Pro1のRAWをサポートした最初のサードパーティーソフトだが、ディテールの描写に関しては必ずしもカメラ標準のJPEGほど優れているわけではなかった。
  • ご覧のとおり(※サンプルは元記事を参照してください)、Capture Oneの色再現はカメラのJPEGにずっと近いものとなっており、デフォルトの設定ではカメラのJPEGよりもずっとシャープだ。Capture OneはAdobe Camera RAWと比べると、カラーエラーが少ないが、モアレに苦しんでいる。

 

これまでRAW現像でX-Transの実力を発揮できるソフトはあまりなかったので、Capture OneがX-TransのRAWに正式対応したことは、RAWがメインのユーザーには朗報ですね。

Capture Oneの標準設定で現像した画像はかなりカリっとしていて、富士のフワっとした雰囲気のあるJPEG画像とは対照的な描写ですが、これはこれでローパスレス機らしい描写でいいかもしれませんね。