ニコンD5200の高感度ノイズのテスト記事が掲載

FOCUS NUMERIQUEに、ニコンD5200の高感度ノイズのテスト記事が掲載されています。

Test Nikon D5200

  • テストではD5200に18-55mm f/3.5-5.6 VRのキットレンズを装着し、マニュアルモードで、ISO100・1/4秒、F5.6から撮影を開始している。被写体は200ルクスで照明されている。いつものように、原寸大の(JPEG)画像の表示とRAWファイルをダウンロードが可能だ。
  • ISO100-200ではノイズは見られないが、ISO400ではピクセル等倍で見ると、わずかにまだら状のノイズが目に付く。ディテールは完全に維持されているが、わずかなザラつきが見られる。
  • ISO800-1600では必然的にザラつきは増すが、まだとても良好で色ノイズはわずかだ。ディテールはまだとても豊富だが、若干ソフトな画質になる。
  • ISO3200でも地図の等高線はほぼ全て見て取ることができ、4μmより小さい画素の24MPセンサーとしては良好な性能だ。ISO6400では若干霞がかかったようになり、ダイナミックレンジも低下し、ディテールもわずかになる。D5200はこの感度までは苦もなく利用することができる。画素数が多いので、プリントではノイズが抑えられ、とても良好なプリントを得ることができることに留意して欲しい。
  • ISO12800とISO25600は更に霞がかかったようになり、ノイズが増え、ダイナミックレンジも狭くなる。この2つの感度は慎重に使うべきだが、小さなプリントなら使用することができるだろう。

 

元記事ではセンサーの製造元に少し触れているので、FOCUS NUMERIQUEも東芝製センサーの実力には興味があるようですね。

D5200は同じ24MPセンサーのD3200と比較すると、高感度ではD5200のほうが暗部のノイズやカラーノイズがよく抑えられているという印象で、ディテールも若干D5200のほうが豊富なように見えます。高感度に特に強いという感じはしませんが、24MPでこれだけ高感度が使えればあまり問題はなさそうですね。