DxOMarkにオリンパスXZ-2のスコアが掲載

DxOMarkに、オリンパスStylus XZ-2のセンサースコアのデータが追加されています。

Olympus Stylus XZ-2 iHS: promising point and shoot or prospective pro-level camera? 

 

  XZ-2     XZ-1      G15      P7700     LX7  
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
49 34 46 53 50
Color Depth
(色の再現域と分離)
20.4 18.8 19.9 21.1 20.7
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
11.3 10.4 11.5 11.7 11.7
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
216 117 165 191 147
 

  • XZ-2は、総合スコアで旧型のXZ-1に15ポイントの大差を付けている。高感度が1EV改善しているのはセンサーが裏面照射型のためだろう。ダイナミックレンジは(最低感度で)1EV近く改善しており、高感度では更に大きく改善している。加えて色再現も1.5bits以上改善している。11.3EVのダイナミックレンジはコンパクトカメラとしてはとても良好で、いくつかの1インチセンサーをしのいでる。
  • XZ-2は新型センサーの採用によって、最新のライバルと比べて遜色ない性能で、容易にLX7やG15のレベルに達している。P7700はXZ-2と同じセンサーを採用しているようではあるが、何らかの性能の強化によって低感度の色再現とダイナミックレンジで優っている。高感度はオリンパスが優っているがその差はわずかだ。

 

XZ-2のスコアはXZ-1から大幅に改善されていて、1/1.7インチセンサーを採用するライバルとほぼ同等の性能ですね。このクラスのカメラは、いずれもCCDセンサーから最新のCMOSセンサーに換装されて、スコアが大きく改善しているようです。

記事ではXZ-2とP7700が同じセンサーであることが示唆されていますが、両機に採用されているのはソニー製の12MP裏面照射型CMOSセンサーでしょうか。