キヤノンが複数のSTMレンズを計画中

Exposure Magazineで、キヤノンの岡田正人氏と金田直也氏のコメントが紹介されています。

Canon STM Lens's Focal Length can be Longer & Wider (via CanonWatch

  • キヤノン本社で役員の岡田正人氏にキヤノンのレンズ技術に関する話を聞いた。
  • 「STMレンズはより短い焦点距離とより長い焦点距離のものが登場する可能性がある」と岡田氏は述べている。キヤノンのSTMレンズは特殊なステッピングモーターによりAFノイズをほとんど無音の状態まで抑えており、(以前のもよりも)より優れたものになっている。
  • 「我々は、光学設計のプロセスを通過した後に、より広角のSTMレンズとより望遠のSTMレンズを開発することを考えている」と岡田氏は付け加えている。
  • より広角とより望遠の焦点距離のレンズの話に加えて、キヤノンの幹部がSTMレンズにISを採用する可能性があることも明らかにしている。「STMレンズにISを採用することも可能だ」とシニアジェネラルマネージャーの金田直也氏は述べているが、それ以上の情報はなかった。

 

元記事には40mm F2.8 STMの画像が掲載されているので、この記事では40mm F2.8を基準に焦点距離の短いSTMレンズと長いSTMレンズが登場することを示唆しているのでしょうか。ただ、キヤノンは新しいSTMレンズがEFレンズだとは言っていないので、EOS M用のEF-Mレンズのことを言っている可能性もあるかもしれませんね。

あと、IS付きのSTMレンズは、ズームなら既に18-135mm IS STMが存在するので、金田氏の話はEFの単焦点レンズ(またはEF-Mレンズ)のことを言っていると思われます。