キヤノンが「EOS 70D」を正式発表

キヤノンが20.2MPのAPS-Cセンサーを採用する一眼レフ「EOS 70D」を正式に発表しました。

Canon announces EOS 70D mid-range SLR with 'Dual Pixel CMOS AF' (dpreview)

  • キヤノンはエンスー向けのミッドレンジの一眼レフEOS70Dを発表した。主な特徴は、真新しい20.2MPデュアルピクセルCMOS AFセンサーで、このセンサーは全てのピクセルを像面位相差検出のために2つのフォトダイオードに分割しており、ライブビュー時・動画時のAF性能の大幅な改善が期待できる。
  • OVF使用時のAFモジュールも7Dから引き継がれた19点AFに、3インチ可動式モニタはタッチスクリーンになり、Wi-Fiが内蔵されている。
  • EOS70は8月末に発売され、価格はボディのみで1199ドル、EF-S18-55mm STMとのキットが1349ドル、EF-S18-135mm STMとのキットが1549ドルだ。
  • EOS 70D の特徴

    - 20.2MP APS-C CMOSセンサー、DIGIC5+
    - 19点クロスタイプAFシステム、連写は7コマ/秒
    - デュアルピクセルCMOS AF
    - Wi-Fiによる共有とリモート・コントロール
    - ISO12800(拡張で25600)
    - バリアングル7.7cmクリアビューII LCD タッチスクリーン
    - インテリジェントビューファインダー
    - フルHD動画


[追記] 国内のキヤノンの公式サイトでもEOS 70D が発表されました。

デジタル一眼レフカメラ"EOS 70D"を発売 (ニュースリリース)

EOS 70D (製品紹介)

 

EOS 70D のスペックはほぼこれまでの噂通りで、撮像素子の全面で位相差AFが可能な新しい20.2MPCMOSセンサーが採用されているようです。新型センサーの画質と、ライブビュー時のAFパフォーマンスが興味深いところですね。

また、70Dは、センサー以外の部分でも、連写速度やAFユニット、ファインダーなどのカメラの基本的な部分が60Dからかなりスペックアップしているという印象です。