キヤノンEOS 70D は熱心な動画ファンにはベストのカメラの1つ

DxOMark に、キヤノンEOS 70D の動画のAF性能のテスト記事(ソニーα77のAFとの比較)が掲載されています。

Canon EOS 70D video AF test: how well does the new sensor-based AF perform

  • 明るいライトの下では、70Dもα77のAFもとても良好で、(録画中の)AFは、大部分のピント位置の変更で、まずまず速く正確だった。20回のピント位置の変更で、70Dは全て正確にフォーカスし、α77は1回だけフォーカスを外したが、α77のAFの方が明らかに速い。
  • 20ルクスの暗い環境では、α77はAF用に30%の光しか届いていないにもかかわらず、70Dと同程度の性能だ。この厳しい状況でも、どちらも機種も見事な性能だ。
  • 明るいライトの下の動体追尾では、どちらも良好な性能だが、70Dがわずかに遅く、α77は素早い反応を見せている。70Dはたとえα77より遅くても、決して完全なアウトフォーカスにはならない。
  • 暗いライトの下の動体追尾では、70Dが明らかに良好だった。α77のAFは暗所での動体追尾に苦戦しており、何度もフォーカスを見失っている。
  • 70Dはスチル写真家にも動画ユーザーにも魅力的な提案だ。熱心な動画ファンには、70Dは、現在発売中の機種の中でベストの選択の1つで、全体に好印象でとても高性能なソニーの透過光ミラー機に対する有望な選択肢だ。

 

テキストだけではわかりにくいと思いますので、元記事に貼ってあるAFの比較動画を参照してみてください。動画のAFは、α77は通常の位相差AFを使用しているだけあって全体的に速くキビキビした動きですね。一方、70Dは若干遅いですが、大きくピントを外さずに丁寧にフォーカスを合わせているという印象です。