DxOMark に Leica X Varioのスコアが掲載

DxOMark に、ライカのAPS-Cのコンパクトカメラ「Leica X Vario」のセンサースコアのデータが追加されています。

Leica X Vario sensor review: Formidable low-light performance

 

 Leica X Vario   COOLPIX A   Ricoh GR 
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
78 80 78
Color Depth
(色の再現域と分離)
23.4 23.4 23.6
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.7 13.8 13.5
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
1320 1164 972

 

  •  総合スコアは78点で、APS-Cセンサーとしては良好なスコアだ。これは全体で50位で、ソニーα3000、NEX-6と互角のスコアだ。
  • 色再現の23.4bitsとダイナミックレンジの12.7EVは共に素晴らしい。しかし、本当に際立っているのは、このセンサーの高感度性能だ。ISO1320はこのカテゴリ全体で28位で、APS-C/Hのセンサーでは4位だ。
  • Leica X Vario はレンズの暗さが批判されたが、センサーに関しては素晴らしい性能で、特に高感度は素晴らしい。しかし、3000ドルをわずかに下回る価格は万人向けではない。

 

Leica X Vario の総合スコアは、他の国産コンパクトに採用されている16MP APS-Cセンサーのスコアとほぼ同じですが、ダイナミックレンジが少し低く、高感度が少し高めで、個々の項目は少し傾向が異なっているという印象です。

ライカはフルサイズのLeica M では、CMOSIS製センサーを採用していますが、このAPS-Cセンサーも国産のコンパクトとは異なるセンサーなのでしょうかね。

[追記] DxOMark のスコアの信憑性やデータの読み方などに関するコメントは、引き続きDxO全般のページでお願いいたします。