・Sony is working on a Lytro alike camera (Patent).
- ソニーがLytroに似たカメラを開発している。この複雑な画像は、ソニーによって特許(US20140071244)が出願されている新しいライトフィールドセンサーを示している。基本的に、これは有名なLytro のソニーバージョンだ。
ご存知の通り、ライトフィールドカメラは、純粋な2D画像の代わりに、ライトフィールド(光照射野)全体をとらえることができる。このことは、後処理でピント位置や、パースペクティブさえ変更できることを意味する。
Lytroが既に製品化しているライトフィールドカメラ(演算で後からピント位置や視点を変更することができるカメラ)ですが、特許を出願しているということは、ソニーも興味を持っているようですね。
以前に東芝もライトフィールドカメラを開発していると報道されていたので、これらの大手メーカーからライトフィールドカメラが登場する(またはスマートフォンなどに組み込まれる)可能性もあるかもしれませんね。
白飛日ノ丸
プリントこそすべての硬派な写真家の方には興味のない話題でしょうか。
Lytroのサンプルを見る限りでは、フォトムービーで表現の幅が広がりそうなので早急に実用化してもらいたいです。
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産業用やエンターテイメント用としてとても応用範囲の広い技術ですね。一例として精度の高い3Dキャプチャーができ、リアルタイムのデータの解析によりXBOXのキネクトのような用途で非常に高いパフォーマンスが期待できます。オキュラスリフトのようなVR方面でもコンテンツ制作に非常に役立つと思います。
たとえば、3D映画などでは視聴者がコンテンツ製作者の意図しない箇所を凝視してもその部分にピントを合わせる事が出来、演出によって視線誘導しなくても立体視が破綻しにくくなります。
量産によって撮像素子が十分に安価になればそれを使った面白い表現形式なども生まれそうで楽しみです。
hi-low
Lytroよりも、キヤノンのDual Pixel CMOSに類似した構造です。実施例では光線を左右に振り分けていますが、6本の光線としても使えますね。この程度の分割が現実的でしょう。
Dual Pixel CMOSの特許申請には、マイクロレンズ下に2個以上のPDを配置する実施例がありますので、センサーの斜め配置はその回避でしょうか。
KEI
将来、スナップ写真は広角レンズで適当に撮影して、PC上でトリミングして、WB、露出、傾き修正はもちろん、ピントやパースペクティブを変化させて作品を作る時代が来るのでしょうね。トリミング前提の撮影方法であることを考えると、スマホだけでなく高画素の一眼にも導入されるのではと思います。
こんな撮影方法が楽しいかどうか別ですが、後日、ピントやパースペクティブの微調整ができれば便利でしょうね。
7010
撮る行為そのものに楽しみを見いだす層ではなく、
撮影から得られたデータを使って何かをしたい層に向いている製品なのかな、と思います。
応用範囲は広そうですしね。