キヤノンが国内で「EF400mm F4 DO IS II USM」「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」「EF-S24mm F2.8 STM」を正式発表

キヤノンが国内で、3本の交換レンズを正式に発表しました。

高画質と小型・軽量設計を両立した"EF400mm F4 DO IS II USM"

  • 新開発の密着2層型のDOレンズを採用。従来機種と比較してリング状のフレアを約4分の1に低減し、さらに面外の光源が当たりにくい位置にDOレンズを配置することで逆光フレアも低減するなど、大幅に画質が向上。
  • 密着2層型DOレンズを、研削非球面レンズやUDレンズと併用することにより、従来機種を上回る高画質化を達成しながら、従来機種同等の小型・軽量を実現。
  • 防塵・防滴構造に加え、油や水滴が付着しにくいフッ素コーティングを最前面・最後面のレンズ表面に施すなど、超望遠単焦点の「Lレンズ」シリーズ同等の優れた基本性能を備えている。
  • 価格は89万9000円(税別)、発売日は2014年11月下旬。

手軽な撮影を可能にするEOSシリーズ用交換レンズ2機種を発売

  • 手頃な価格で高画質を実現した標準ズームレンズEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMと、EF-Sレンズシリーズにおいて最薄・最軽量のパンケーキレンズEF-S24mm F2.8 STMの2本を、2014年11月下旬より順次発売。
  • EF24-105mm F3.5-5.6 IS STMは、「EF24-105mm F4L IS USM」に迫る高画質でありながら、約2割軽い設計(約525g)により、軽快にフルサイズ機での高画質撮影が可能。また、シャッター速度換算で4段分のIS(手ブレ補正機構)を搭載しており、暗い環境下でも手持ちで機動的な撮影が可能。
  • EF-S24mm F2.8 STMは、全長22.8mmと、質量わずか約125gのコンパクト設計で、EF-Sレンズシリーズにおいて最薄・最軽量を達成。
  • EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM の価格は7万円(税別)、発売日は12月下旬。
  • EF-S24mm F2.8 STM の価格は2万3000円(税別)、発売日は11月下旬。

 

新開発のDOレンズは、DOの弱点だった逆光時のフレアを大幅に改善しているようで、実写でどの程度の改善が見られるのか興味深いところです。

24-105mm F3.5-5.6は現行のF4Lに比べるとずっと軽量で安価なレンズで、使い勝手が良さそうです。あと、EF-S24mm F2.8 STM は、APS-Cでは40mmと比べて使い勝手がよい焦点距離なので人気レンズになりそうですね。