パナソニックLUMIX CM1 は使っていて楽しいデジカメ

デジカメWatch に、パナソニックのスマートフォンライクなデジタルカメラ「LUMIX DMC-CM1」のインプレが掲載されています。

緊急レポート!LTE内蔵デジカメ「LUMIX CM1」インプレッション

  • AFの速度は十分で、遠景からマクロまで素早くピントが合う。MFの操作やMFアシスト、ピーキングといった機能もLUMIXシリーズ共通で、AFモードも顔認識、追尾AF、23点AF、1点AFも同じ。
  • 背面が全面液晶、薄型、グリップなしと、持ちにくい条件がそろっているが、通常のスマートフォンに比べるとあえて厚みが残されており、コントローラーリングを持つように構えれると、それなりに安定する。
  • 広角レンズでF2.8の開放で撮影すれば手ブレはしにくくはなるが、それでも手ブレ補正がないのはちょっと厳しい。高感度にして気をつけて撮れば手ブレしにくいが、このあたりはデジタルカメラよりも気を使う必要がある。
  • 同じ1インチセンサーを搭載するパナソニックのデジカメだとDMC-FZ1000があるが、画質的には少々劣る印象もある。特に高感度画質で差を感じるところだが、晴天の屋外でピッタリはまるとしっかりとした画質に見える。
  • CM1はスマートフォン機能を取り込んだことで、インターネットを通じた画像のやりとりが非常に簡単にできる。画像の転送も、SNSアプリを起動して画像を選んで投稿すればいい。無線LANだけでなくLTEにも対応しているので、何も考えずにそのまま転送できる。 とにかく、いつでもネットに繋がっているというのは、このCM1の最大の特徴。
  • 久しぶりに使っていて楽しいデジカメに出会った気分になったのが、とにかく嬉しい限り。現時点で日本での発売は公式にはアナウンスされていないが、日本語環境にも対応していることもあり、早期の発売を期待したいところ。

 

CM1の画質は、遠景のサンプルを見る限りでは、中央は十分にシャープですが周辺部は少し甘いような印象です。CM1の薄さやネットへの接続性はとても魅力的ですが、レンズはLEICAブランドの単焦点レンズなのでもう少しがんばって欲しいような気もします。

CM1の国内での発売は現時点では未定のようですが、フォトキナの時のネットでの注目度を考えると、発売されれば日本でも人気を集めるかもしれませんね。