キヤノンが海外で5機種のコンパクトカメラを正式発表

キヤノンが海外で、SX530 HSやSX710 HS など5機種のコンパクトカメラを正式に発表しました。

Canon announces five PowerShot compacts

  • キヤノンが廉価なELPH(IXY)からミッドレンジの高倍率ズーム機までの範囲の5機種のPowerShotを発表した。
  • SX610 HS : インテリジェントISを搭載した換算25-450mm F3.8-6.9 のレンズを採用し、20.2MPの裏面照射型CMOSセンサー、DIGIC4+プロセッサを搭載する。動画は1080/30p、モニタは3インチの固定式で、Wi-Fi(NFC)搭載。希望小売価格は249ドルで発売は2月。
  • SX710 HS: 20MP裏面照射型CMOSセンサーと、より高速なDIGIC6プロセッサを採用する。レンズは換算25-750mm F3.2-6.9で、液晶モニタは3インチ、動画は1080/60p、多くのスペシャルエフェクト(スチルと動画)を備え、Wi-Fi(NFC)を搭載する。価格は349ドルで発売は2月。
  • SX530 HS : インテリジェントIS付きの換算24-1200mm F3.4-6.5 の50倍の光学ズームを採用する。センサーは16MPの裏面照射型CMOSで、DIGIC4+プロセッサーを採用する。動画は60pが可能で、モニタは3インチ。Wi-Fi(NFC)を搭載。価格は429ドル。
  • ELPH 170 IS (日本ではIXY): 現在では廉価機のシリーズで、20MP CCDと手ブレ補正付きの換算25-300mm F3.6-7.0のレンズを採用する。スマートオートモードを搭載し、液晶モニタは2.7インチ、動画は720p。価格は149ドル。予算がなければEPLH 160 IS も用意されており、換算28-224mm F3.2-6.9 の手ぶれ補正無しのレンズを搭載していて、価格は119ドルだ。

 

キヤノンが5機種のコンパクトカメラを発表しましたが、今回発表されたのは、比較的廉価なモデルが中心で、残念ながら噂されていたGシリーズのハイエンド機はこの中には含まれていないようです。

コンパクトカメラのセンサーは全てCMOSに置き換わってしまったと思っていましたが、キヤノンの廉価モデルにはまだCCD機が残っていたんですね。