リコーイメージングが新型のAPS-C一眼レフと3本の交換レンズを展示

リコーイメージング(ペンタックス)がCESで、新しいKマウントの一眼レフと3本の交換レンズを展示しています。

Ricoh announces it will launch Pentax DSLR in spring and lenses later

(以下、リコーのプレスリリースより)

  • 近日中に登場する製品のあらましは次の通り。機種名、デザイン、スペック、発売スケジュールは全て暫定的なもので、告知なしに変更される可能性がある。
  •  レンズ交換式Kマウントデジタル一眼レフカメラ
    - 機種名は後日発表する
    - APS-CサイズCMOSセンサー(23.5mmx15.6mm)
    - 発売は2015年春(暫定)

  • Kマウントデジタルカメラ用の交換レンズ
    - 名称は後日発表する
    - 18mmから50mmをカバーする標準ズーム
    - 沈胴式
    - 発売は2015年春(暫定)

  • Kマウントデジタルカメラ用の交換レンズ
    - 名称は後日発表する
    - 高倍率の超望遠ズームレンズ
    - 発売は未定

  • Kマウントデジタルカメラ用の交換レンズ
    - 名称は後日発表する
    - 大口径望遠ズームレンズ
    - 発売は未定

(以下、dpreviewのコメント)

  • リコーが発表した情報は非常に限られているが、公開された画像からこのカメラはAPS-Cのハイエンド(※元記事「ミッドレンジ」に訂正されています)の一眼レフのように見える。このカメラには、新型の18-50mmの沈胴式のレンズが装着されている。このレンズも同時に発売されるだろう。
  • 2本のKマウントのズームレンズ(高倍率ズームと、大口径の望遠ズーム)の細部は更に曖昧だ。 リコーは、おそらく今回の新製品にSDMモーターを搭載し、そして防塵防滴になる可能性が高いだろう。

 

今回、開発発表されたKマウントの一眼レフは、dpreviewはハイエンド機と予想しているようですが、このカメラには上面の液晶が搭載されていないので、K-3よりも下のクラスのモデルかもしれませんね。

交換レンズでは標準キットズームのリニューアルの要望は非常に多いようなので、沈胴式の新しい標準ズームの登場は大いに歓迎されそうです。また、一緒に展示されている2本の大きなレンズは、ロードマップにある2本の望遠ズームのようですね。

[追記] 元記事の「ハイエンドの一眼レフのように見える」が「ミッドレンジの一眼レフのように見える」に訂正されています。

 

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