キヤノンEOS 7D Mark II の売れ行きは想定以上

SankeiBiz に、キヤノンの御手洗冨士夫社長のインタビューが掲載されています。

キヤノンも工場を国内回帰 (SankeiBiz)

  • キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長は、昨年来の円安などを背景に海外工場の日本シフトを加速させ、今後3年以内をめどに生産額ベースで国内生産比率を現行の43%から60%程度に高める考えを明らかにした。
  • 主力のデジタルカメラ事業に関して、日欧などで販売が苦戦している一眼レフは「去年から今年が底とみている。それ以降は手堅く伸びるだろう。昨年投入した高級機『EOS7D マークII』が想定以上の売れ行きを示すなど好材料もある」と期待感を示した。
  • スマートフォンの普及により需要が大幅に減少しているコンパクトデジタルカメラも「今が底ではないか。スマホでは写せない高画質の高級機や超望遠タイプなど付加価値の高い機種は好調で、市場ではスマホとのすみ分けがはっきりしてきた。スマホでカバーできないカメラはコンスタントに伸びていくだろう」と述べた。

 

デジカメ関連の部分だけ抜粋しました。APS-Cのハイエンド一眼レフは発売しても売れないという見方も多かったようですが、EOS 7D Mark II の売れ行きは想定以上ということなので、これまでのところ成功を収めているようですね。

コンパクトカメラに関しては、キヤノンも他社と同様に、今後はスマートフォンと競合しない高付加価値のカメラ(タフカメラや大型センサーのハイエンド機など)が中心になりそうです。