富士フイルムが「XF16-55mm F2.8 R LM WR」を正式発表

富士フイルムが、海外でXマウントの大口径標準ズーム「XF16-55mm F2.8 R LM WR」を正式に発表しました。

Fujifilm announces XF 16-55mm F2.8 R LM WR lens (dpreview)

  • 富士フイルムがXF16-55mm F2.8 R LM WR を正式に発表した。このレンズは換算24-84mmで、インナーフォーカスシステムを採用し、高速で静かなツインリニアモーターを搭載している。このレンズには14ヶ所のシーリングが施されている。3枚の非球面レンズそして3枚のEDレンズが採用され、フレアを抑制するナノGIコーティングが採用されている。価格は1199ドルで、発売は2月。
  • XF16-55mm の特徴
    - 14ヶ所のシーリングが施された防塵防滴設計
    - 0.06秒のAFと無音に近い動作
    - レンズ構成は12群17枚
    - 球面収差と歪曲を補正するための3枚の非球面レンズ
    - 倍率色収差と軸上色収差を補正するための3枚のEDレンズ
    - ゴーストとフレアを抑制するNano-GIコーティング
    - 9枚羽根の円形絞りによる滑らかで円形のボケ
    - 1/3EVステップ
    - 最短撮影距離は12インチ(0.30m)
    - フィルター径は77mm

 

XF16-55mm には手ブレ補正が付くという噂もありましたが、最終的には更新されたロードマップ通り、手ブレ補正が無い仕様で製品化されたようです。このレンズは、非常に高性能なレンズになると噂されていたので、描写性能が楽しみですね。

価格は、1199ドルをそのまま円に換算すると噂よりも高くなりますが、国内で15万円の50-140mm F2.8 が米国では1600ドルで販売されているので、実際の国内の店頭価格はもう少し安価になりそうです。

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