ソニーが海外で「FE28mm F2」「T* FE35mm F1.4 ZA」「FE90mm F2.8 Macro G OSS」を正式発表

ソニーが、海外で「FE28mm F2」「Distagon T* FE35mm F1.4 ZA」「FE90mm F2.8 G Macro」の3本の単焦点レンズを正式に発表しました。

Sony releases 28mm, 35mm, and 90mm macro full-frame primes

  • ソニーが、レンズロードマップに掲載されていた3本のフルサイズ用の単焦点レンズを本日正式に発表した。
  • FE28mm F2 は、9枚羽根の円形絞りを搭載し、3枚の非球面レンズと2枚のEDレンズを採用している。このレンズには、静かなAFを実現する「アドバンストリニアアクチュエーター」が採用されている。このレンズはワイドアングルコンバーターとフィッシュアイコンバーターに対応する。価格は450ドル前後で、発売は5月になるだろう。
  • Zeiss Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA は9枚羽根の円形絞りを搭載し、3枚の非球面レンズを採用している。静かで高速なAFを実現するダイレクト・ドライブSSMが採用されている。このレンズには絞りリングがあり、スムーズな動きとクリックありの動きをボタンで切り替えることができる。35mm F1.4は防塵防滴使用で、価格は1600ドル前後、発売は4月になる。
  • FE90mm F2.8 Macro G OSS は、ダイレクト・ドライブSSMと光学式手ブレ補正を採用している。撮影距離にかかわらずレンズの全長は一定だ。最短撮影距離は28cmで、最大撮影倍率は1:1になる。その他の機能としては、フォーカスホールドボタンと、AFとMFを素早く切り替えることができるスライド式フォーカスリングが搭載されている。このレンズは防塵防滴で、1100ドルで7月に発売される。

 

国内では、ソニーの新しいレンズのうちFE24-240mmしか発表されていないようですが、海外では3本の単焦点レンズも正式に発表されました。国内での価格はまだ分かりませんが、北米の価格は、以前にヨーロッパの販売店に掲載されていた価格よりも少し安価になっているようですね。

28mm F2 は明るさの割に安価なレンズですが、非球面やEDレンズを豊富に使っているので、性能面でも期待ができそうです。また、FE90mm F2.8 は全長一定と記載されているので、インナーフォーカスが採用されているようです。