ソニーFE90mm F2.8 Macro G OSS は開放から並外れた高解像力

DxOMark に、ソニーのFE90mm F2.8 Macro G OSS のスコアとレビューが掲載されています。

Sony FE 90mm f2.8 Macro G OSS lens review 

 テスト機はα7R   FE90mm F2.8   FE55mm F1.8   FE70-200mm F4 
DxOMarkスコア 40 42 27
解像力 32P-Mpix 29P-Mpix 23P-Mpix
透過 2.8T 1.8T 4.7T
歪曲 0.2% 0.4% 0.3%
周辺光量落ち -1.4EV -1.6EV -1.3EV
色収差 2μm 9μm 4μm

  • 36MPのα7Rによる40のスコアは極めて高い値で、光学性能は際立っている。解像力は開放から並外れて高く、画面全域でとても良好だ。周辺光量落ちと色収差は、概ねよく補正されている。
  • 性能のピークは1段か2段絞った時で、このときの解像力は画面の隅を含む画面全域で極めて均一で、色収差は少なく、周辺光量落ちもごくわずかだ。解像力はF8か落ち始めるが、均一性はF22まで維持されている。
  • FE90mm F2.8 は光学性能の点で最高で、唯一の欠点は、このレンズがそれほど小さくも軽量でもなく、ボディが小さいというミラーレスの利点とそぐわないことだ。それはともかく、FE90mm f2.8 は光学性能にほとんど欠点がなく、大きさ重さが気にならなければ、容易に推薦することができる。

 

ソニーのFEレンズでは、FE55mm F1.8 が非常に高性能なレンズとして知られていますが、このFE90mm F2.8 は解像力でそのFE55mmを軽く上回っているのはすごいですね。透過や色収差などのその他の項目も非常に優秀で、全く問題はなさそうです。このレンズは、Eマウントの目玉レンズの1つになりそうですね。