ニコンが「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を正式発表

ニコンが、FX用のVR付きの標準ズーム「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を正式に発表しました。

「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を発売

  • 「NIKKOR」レンズ初となるED非球面レンズを採用。ED非球面レンズは、色にじみを効果的に低減するEDガラスを使用し、球面ではない曲面を持たせたレンズで、EDガラスを使用することで色収差を、非球面とすることで球面収差やディストーション(歪曲収差)、コマ収差によるコマフレアを除去するなど、各種収差を良好に補正し優れた描写性能を実現する。
  • ED非球面レンズに加え、非球面レンズ、EDレンズ、高屈折率レンズ、ナノクリスタルコートを採用することで、ゴーストや諸収差を抑え、画像周辺部までシャープな描写が可能。
  • 従来製品「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」に比べ、より自然でやわらかいボケ味が楽しめるほか、手ブレ補正効果4.0段のVR機構を新たに搭載している。
  • 電磁絞り機構を採用し、高速連続撮影時の安定した露出制御を実現。
  • プロフェッショナルの要求に応える高い堅牢性と耐久性、耐衝撃性を実現。
  • 汚れが付着しにくく、付着しても簡単に拭き取れるフッ素コートを採用。
  • 希望小売価格は税別28万7500円、発売予定日は8月27日。

 

ニコンの新しい標準ズームは、ED非球面レンズに加えて、2枚のEDレンズ、3枚の非球面レンズ、1枚の高屈折レンズ、そしてナノクリスタルコートが採用された非常に贅沢な光学系となっているので、どのような描写を見せてくれるのか楽しみです。ボケ味も大いに期待できそうですね。また、VRも付いているので、旧型に比べると幅広い状況に対応できそうです。