ソニーが国内で「α7S II」を正式発表

ソニーが海外で先行発表されていた5軸手ブレ補正搭載のミラーレスカメラ「α7S II」を国内で正式に発表しました。

35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラ『α7S II』を発売

  • ソニーは、35mmフルサイズExmor®CMOSイメージセンサーを搭載し、最高ISO409600の高感度性能と広いダイナミックレンジや光学式5軸手ブレ補正機能、画素加算のない全画素読み出しによる4K動画本体内記録機能を小型ボディに凝縮したレンズ交換式デジタル一眼カメラα7シリーズ『α7S II』を発売する。
  • 新たに14ビット非圧縮RAWフォーマットに対応。現行機から搭載しているRAWフォーマットと合わせて、用途に応じて選択可能。イメージセンサーの持つ広いダイナミックレンジを活かし、階調を豊かに再現できる。
  • 『α7R II』や『α7 II』で好評の光学式5軸手ブレ補正機能を搭載。
  • S-Log3を搭載し、S-Gamut3.Cine/S-Gamut3にも対応。
  • 25点あるAF枠の中央の9点をさらに細分化し、合計169点のAF枠の配置を実現。動画撮影時は、従来機比2倍の高速オートフォーカスが可能。
  • ブレーキ機構を採用した低振動シャッターを搭載。メカ先幕/後幕どちらも走行時の振動を約50%低減し、シャッター音の静音化と約50万回のレリーズ耐久性の向上を両立。
  • 発売日は10月16日、価格はオープン。

 

海外で先行発表されていたα7S II ですが、1週間ほど遅れて日本でも正式に発表されました。海外ではα7S II とは別に発表された「14ビット非圧縮RAW」の記載もありますが、α7R II への14ビット非圧縮RAW対応についてはまだ発表が無いようです。

α7S II は、α7R II に比べると控えめなモデルチェンジという意見が多いようですが、5軸手ブレ補正の他にも、AFの高速化やシャッターの改良、非圧縮RAWの採用などカメラとしての基本的な部分は結構進化しているようです。

価格はキタムラで40万7150(税込み)なので、α7R II とほとんど同じですね。