富士フイルムは中判カメラ用センサーのテストを行っている

British Journal of Photography に、富士フイルムのマネージャーの中判カメラに関するコメントが掲載されています。

Fuji's second coming (found via FujiRumors

  • 我々(富士フイルム)は、カメラのボディやセンサー、レンズを開発しているので、中判カメラを開発するのに非常に良いポジションにいる。我々は既にハッセルブラッドのためのレンズ群を製造しているので、専門的な技術もある。

    現時点では、富士フイルムは中判カメラを発売する計画は無いが、研究調査とこの分野のセンサーのテストを行っている。

    富士フイルムは中判カメラ市場に優れた実績があり、私は富士フイルムは再び成功するだろうと考えている。我々は最新のハイクオリティなカメラを開発する技術を持っているが、現時点では研究調査を行っているだけだ。

  • (インタビューアーのコメント)富士フイルムのウエノ氏は、今が富士フイルムが中判カメラ市場に参入する好機であることを認めているが、富士フイルムの全員がこれに納得しているわけではないように見える。

 

富士フイルムは近い将来に中判デジタルカメラを発売する計画は無いようですが、現在、中判センサーのテストを含む研究開発を行っていて、中判の経験や技術も持っているとコメントしているので、経営陣からゴーサインが出ればいつでも参入できそうです。

もし、これが実現すれば、中判のX-Transセンサーからどのような絵が出てくるのか、興味深いところですね。