リコーイメージングが「K-1」を正式発表 [内容更新]

リコーイメージングが、5軸手ブレ補正を搭載したフルサイズ一眼レフ「K-1」を正式に発表しました。

Ricoh unveils the Pentax K-1 full-frame DSLR with 36MP sensor for $1800

  • リコーイメージングはフルサイズ一眼レフK-1を発表した。K-1は36.4MP CMOSセンサー、5軸手ブレ補正、視野率100%(倍率0.7倍)の光学ファインダー、33点のAFシステム(うち25点はクロスタイプ)を採用している。3.2インチ104万ドット液晶モニタは、新型のフレキシブルチルト設計で、上下左右そして斜めに動かすことができる。
  • K-1はローパスレスだが、手ブレ補正を使ってローパスをシミュレートが可能だ。リアルレゾリューションも搭載され、それぞれのピクセルで完全な色情報を記録することができる。K-1は防塵防滴でWi-Fi内蔵され、4.4コマ/秒の連写(RAWで23枚、JPEGで70枚)が可能だ。
  • K-1の価格はボディのみで1799ドルで、4月に発売される。


[追記] 国内でもK-1が正式発表されました。
ペンタックス初の35ミリフルサイズデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1」を新発売

  • リコーイメージングは、35ミリ判フィルムと同等サイズの大型CMOSイメージセンサーを搭載するKシリーズ最高級デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1」を発売する。発売日は4月下旬。
  • 本体内5軸対応手ぶれ補正機構"SR IIを搭載。
  • 4回撮影した画像を1枚の画像に合成する超解像技術リアル・レゾリューション・システムを搭載。動体と感知した部分だけを検出して画像合成時の影響を低減する動体補正のオン・オフ機能を備えており、利用できるシーンを広げている。
  • 上下左右や斜めに向きを変えることができる新開発のフレキシブルチルト式液晶モニターを採用。
  • 35ミリフルサイズデジタル一眼レフカメラ用に新設計した視野率約100%、倍率約0.7倍の光学ファインダーを搭載。
  • 本体に内蔵したGPSユニットにより、撮影画像に緯度・経度・高度・UTC・方位情報を記録可能。簡易的な天体追尾撮影が可能なアストロトレーサーなど、ユニークな応用機能も備えている。

 

ペンタックスのフルサイズ機は、噂ばかりが先行してなかなか登場しませんでしたが、ついに正式発表されましたね。

K-1のスペックは噂通りで、5軸手ブレ補正や動体補正付きのリアルレゾリューションが採用されているようです。また、フレキシブルチルト式の液晶モニタや、操作部アシストライト、アストロトレーサー、ローパスセレクターも搭載され、機能てんこ盛りのカメラになっているという印象です。新開発のAFユニットの性能にも期待したいところですね。

なお、K-1の国内の価格はキタムラで税込み250290円(税込)で、ほぼ先日の情報通りのようです。