- 最低感度のX-Pro2とX-Pro1の比較では、新しいX-Pro2が細部のディテールで大幅に優っており、X-Pro1では読み取りが困難なボトルの下の方にあるZIPコードの文字もX-Pro2では容易に読み取ることができる。
- ISO3200のX-Pro2とD7200の比較では、X-Pro2はシャープネスのかけ方が少し弱く、ラベルのモザイク状のタイルの部分のディテールが若干豊富だ。そして、X-Pro2はボトルの右上の背景部分のノイズも少なく、ISO3200は実に素晴らしい結果だ。
- ISO3200のX-Pro2とα7 II との比較では、フルサイズのα7 II が明らかに細部のティテールがより豊富だが、右上の背景の部分に斑点状のノイズが現れている。
X-Pro2 はデフォルトの設定は少し柔らか目の絵作りですが、細部のディテールの情報は豊富でノイズもよく抑えられているようです。
D7200との比較では、ややソフトなX-Pro2とクッキリしたD7200で絵作りがかなり違いますが、どちらがいいかは好みの問題かもしれません。
α7 II との比較ではディテールはさすがにフルサイズ機にはかないませんが、背景のグレーの部分のノイズに関してはX-Pro2の方がよさそうです。
NNS
D7200と比べると、フジ機の色のこってりさがよく分かりますね。
管理人
tkさんへ
レンズは切り出す前の元画像のExifによると、富士がXF60mm F2.4 R MACRO、ニコンがAF-S Micro 60mm f/2.8G、ソニーがFE55mm F1.8 ZAとなっています。
比較ツールにX-Pro2のサンプルが登録されているので、リストから機種名を選択すれば、他機種のサンプルと比較できます。
http://www.imaging-resource.com/IMCOMP/COMPS01.HTM
TK
この比較ツールでX-E2とX-Pro2を比べると解像感が思ったほど上がってないように見えるし,高感度でのシャドーのノイズがX-Pro2で目立つように見えます.X-pro2を買おうかと思っていたのですが,どうしても2400万画素が必要なわけでもないので,画質の向上がこの程度ではちょっと躊躇してしまいます.
藤尾
解像感は、SONY>Nikon>FUJIの順に高いと感じますが、SONYは、むしろ「解像感高過ぎ」で、コントラストやシャープネスが強すぎるように感じます。
それに比べるとFUJIはボンヤリと見えるかもしれませんが、バランスの取れた絵作りで、素直でほっとする気がします。
くっきりハッキリが好きな人はSONYを、絵全体の雰囲気やバランスを求める人はFUJIを、といったところでしょうか?
或いは、標本写真のような細部描写重視の人はSONYを、その場面全体の雰囲気重視の人はFUJIを、という感じでしょうか。
ko.i
管理人様が記載して下さったURLから画像をダウンロードし、フォトショップで同じピクセルにし、X-PRO2とX-E2を比較してみました。
圧倒的と言っていいほど目に見えてはっきりわかるような、もやっとした感じが無くなってディテールに歴然の差がありますね。
解像度が大きい分、実用サイズにした時のディーテールがはっきりしますので、個人的には大歓迎です。
暗部の階調が気になるところですが、フルサイズ機の写真を見ているような素晴らしい写りです。
X-PRO2を予約済みですが、俄然楽しみが増しました。
muteppou
英文はよく読まなかったけど、3台共55-60mmのレンズで、同じ距離から撮ったのならば、SONYのアドバンテージ(フルサイズ・高画素)は無くなるわけですね。それならほぼ公平な比較かも。
むしろ、SONYの方が画素ピッチが粗くなりますね(約4.5μm)。
どもん
フルサイズの優位性があまり見えないですね。
それだけ富士が凄いのでしょうか。
変に輪郭強調せず、滑らかに見せる富士の絵、
気に入ってしまいました。
たいやき
画素や解像力のブームが少し落ち着いてきたんでしょうかね
デジタルなので等倍で見るという楽しみもありますが、
画像ではなく、写真としてどうかという富士が僕は好きですね。
A900
D7200とXpro2はあまり変わりませんが感度が上がってくると両者とA7IIではまだまだ見て違いがわかるほど差がありますね。A7IIは青系に色が偏っているが気になりますが…
それはともかくボトルのネック部分のハイライトの出方が機種によって違うのですが同じ照明で撮られているのでしょうか?黄色い柄の筆は明らかに角度が変わっているので全てが絶対動かないように接着されている訳ではなさそうですね。
うえざ
>藤尾さん
ハッキリクッキリだと雰囲気が無いみたいな言い方は違う気がします。
後からいくらでもモヤッとさせることが出来ますけど。元々無いディティールは後から追加できませんし。
最後まで責任持って写真を仕上げる人にとっては多くの場合解像感は有るに越したことはないのではないでしょうか。
もち
>うえざさん
ディティールはそもそもフジの方が残っているように見えますが如何でしょうか。
ニコンもソニーもエッジに白い縁取りが出ていて、明らかに過剰なシャープネスがかかっているように見えます。
フジはもやっとしているのではなく、サンプルを見てもわかるとおり、線が非常に細いように見えます。ディティールも豊富だと思いますよ。
今回の比較、ISO12800だとX-Pro2はAPS-Cの中では一つ抜けた画質を実現しているように思えますね。
D7200のISO12800はかなり厳しい画質ですが、X-Pro2はまだ常用できるレベルに見えます。
muteppou
A7R IIかと思ったら、"the Sony A7 II,"でしたか。
それなら、画素数のアドバンテージは無いですね。
ko.i
私ももちさんに同意です。
シャープネスをかけた時に出る特有の縁取りが、FUJIはあまり出てないですね。
シャープネスを上げるのはソフトで何とでもなりますので、あまり余計なシャープネスが強いと縁取りの方が邪魔です。
出力する媒体やサイズに合わせてシャープネスを調整したいので、後付けできるものは過剰に必要ありません。
http://www.imaging-resource.com/PRODS/fuji-x-pro2/FULLRES/XPRO2hSLI00200NR5D.HTM
ここから画像をダウンロードしてシャープネスをかけてみてください。
同じようになる筈です。
FIDDLER'S ELBOWと書かれているボトルの絵がわかりやすいと思います。
FUJIがシャープネスを控えめにしてる理由の一つに、高感度でのノイズが目立ちにくくなることもあると思います。