- Cinema5Dが、富士フイルムマネージャーの16分のロングインタビューを公開しており、これは主に動画機能に焦点を合わせたものだ。以下はいくつかの抜粋だ。
- 富士フイルムは、自社のAPS-Cカメラに、顧客の80%は満足すると考えている。しかし、風景写真家がより高い解像力を要求したので、富士フイルムはGFXを開発した。
- GFXのターゲット:主にファッションやコマーシャルフォト、スタジオ撮影のポートレート、風景、建築のプロフェショナルのスチル写真家だ。
- センサーの読み出し性能が十分ではないために、4K動画には対応できないが、フルHDは可能だ。しかし、次世代の(100MP+αの)センサーでは、富士フイルムは動画機能を、4K動画を含めて改善したいと思っている。
- レンズラインナップ:中判センサーは大きく、レンズのイメージサークルも大きくなる。センサーに光を均一に当てる必要があるので、現行のレンズ群よりも高度な設計と、組み立て精度が要求される。我々は主に、(GFX用の)レンズラインナップに明るい単焦点レンズを開発するつもりだ。特に、配慮するのは解像力と滑らかさだ。レンズはセンサーの性能を引き出す鍵で、そうでないと、センサーのポテンシャルが無駄になってしまう。
- 富士フイルムは、100MP+αの画素数のセンサーにも十分な解像力のレンズ設計を行っている。
- 現在、中判フォーマットは非常に高価だ。我々は中判カメラを、例えば、中判に興味を持つフルサイズ機のユーザーなど、より多くの人々に使って貰いたい。このような人達のために、我々は可能な限り手頃な価格で(GFXを)発売したい。
GFXは50MPですが、その次の世代では100MP超のセンサーが採用される可能性が高そうですね。レンズも100MP超に対応するということなので、かなりの高解像力になりそうです。
また、GFXの価格は、レンズキットで10000ドル以下と公式にアナウンスされていますが、できるかぎり手頃な価格でと述べられているので、最終的な販売価格がどのくらいになるのか、興味深いところです(海外の噂では、キットで8500ドル、8000ドルなどと言われています)。
RGVΓ
コンテスト志向の風景写真へのGFXの影響・適用可能性については12/19発売予定の風景写真誌に特集が組まれるようですので、その内容を注目したいです。私自身はAPS―CのXマウントで十分満足していますがGFXへの興味は当然あります。
はくお
値段がセットで1D並のになれば本当に多くのカメラマンが購入を検討すると思いますね
サイズも小さいですしフルサイズ二台体制の方は一台を置き換えるだけで
中版フォーマットを手に入れらるなら凄く現実的です
ken2
私はコンテストには興味ありませんが、
画質良く大伸ばしできるカメラとレンズの
組み合わせは非常に魅力です。
出来れば明るい単焦点の超広角があれば、
星景にも使えるので嬉しいのですが。
あと、換算200mmクラスの望遠ズームも欲しいですね。
今予定されているラインナップにはないのですが、
風景には重宝するんです。
光カー効果
そのうちPhaseOneやハッセルと真っ向から対立するシステムになりそうで頼もしいですね。
でも、たまにネガフィルムを使うとハイ側のダイナミックレンジの広さを未だに感じます。
セミ判デジタルで低解像度にしたら良くなるのなら、高解像ばかりでなくそういうのも期待したいです。
低解像用のレンズなら、被写界深度の狭さも相まってスリム化できそうですし。
passerby
一時期、製品版には載るとも噂されていた電子シャッターの有無が知りたいですね。
またこれから出すのでしょうが、公式サイトの作例をもっと増やして欲しいですね。
あとは645zに比べてミラーショックがないことは画質的に有利で、重さも半分くらいになりそうだというのは非常に魅力的ですが、そのトレードオフというか、発熱・ノイズがどのくらい画質に影響する可能性があるのか興味があります。最高ISOの設定もGFX, X1D, 645zで結構違うようですし。まだまだ比較材料が少ないですが...。