富士フイルムが「GFX 50S」を正式発表

富士フイルムが中判のミラーレスカメラ「GFX 50S」と3本の交換レンズ「フジノンGFレンズ」を正式に発表しました。

中判ミラーレスデジタルカメラ「GFX 50S」

  • 富士フイルムは、中判サイズ(43.8x32.9mm)の「FUJIFILM G フォーマット」イメージセンサーを搭載した中判ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50S」と、大口径の専用交換レンズ「フジノン GFレンズ」3種を、平成29年2月下旬に発売する。
  • 今回発売する「GFレンズ」は、標準レンズ「FUJINON GF63mmF2.8 R WR、標準ズームレンズ「FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR、中望遠マクロレンズ「FUJINON GF120mmF4 R LM OIS WR Macro」の3種。新規設計の「GFレンズ」は、将来を見据え、1億画素のセンサーにも対応できる解像力を実現。
  • GFX 50Sには、中判サイズの5140万画素CMOSセンサーと、「Xシリーズ」で好評の画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載。
  • マグネシウム合金を使用した、小型軽量かつ高剛性ボディ。さらに、ミラーレスシステムであるため、標準レンズ「GF63mmF2.8 R WR」と組み合わせても約1230gと、中判サイズセンサー搭載機の約60%、35mmフルサイズセンサー搭載機とほぼ同等の重量を実現。
  • EVFは富士フイルム初の着脱式で、別売のEVFチルトアダプター(EVF-TL1)と併用することで、さまざまな角度に調整できる。また背面液晶モニターには、タッチ操作でメニューや測距点、画像などを選択できる3.2型静電式タッチパネルを採用。3方向チルト式。
  • GFX 50Sの価格はオープン、GF63mm F2.8 R WRは19万5000円、GF32-64mm F4 R LM WRは29万9500円、GF120mm F4 R KM OIS WR Macroは34万9500円。発売予定日はいずれも2月下旬。

 

フォトキナで開発発表されてから、ずっと話題になり続けていた中判カメラのGFX 50Sがついに正式発表されました。スペックはこれまでの情報通りで、中判としては軽量で使い勝手のよさそうなカメラに仕上がっているという印象です。

価格は、最安値で約72万4000円(税込)で、中判カメラとしては比較的リーズナブルと言ってよさそうです。