ライカが「ライカM10」を正式発表

ライカが、ボディを薄型化しスチルに特化したMシリーズの新型機「ライカM10(Type3656)」を正式に発表しました。

フィルムライカ並みに薄くなった「ライカM10」

  • ライカカメラジャパンは、「ライカM10」(Type3656)を2月に発売する。価格は税別85万円。ボディカラーはブラッククロームとシルバークロームの2色。
  • 初のM型デジタル機「ライカM8」の登場以来、10年にわたりユーザーから要望があったという「ボディの薄型化」に応えた。ライカM10のボディ厚は38.5mm。
  • フィルムライカで巻き戻しノブのあった位置に独立の感度ノブが付き、手動設定した感度をカメラ上面で確認できる。
  • ライカM10は動画撮影機能を省略。2012年発表の「ライカM」(Typ240)を動画対応モデルという位置づけで併売する。
  • 背面操作部はシンプルなボタン構成に変更。左手側に並ぶボタンは「LV」、「PLAY」、「MENU」に絞り、各ボタンも大きくなっている。
  • ファインダーはライカM(Typ240)の基本的な使い勝手を継承しつつ、アイレリーフが50%長くなり、視野が30%広くなったとしている。

 

最近よく話題になっていたLEICA M10が正式に発表されました。スペックは、先日の情報通りで、ボディの薄型化、ISOダイヤルの新設、ファインダーの大型化、ボタン構成の変更、動画の省略などがTyp240との主な違いのようです。

M10は、写真を銀塩カメラの感覚でじっくり撮りたいという方には、魅力的な選択肢になりそうですね。

Leica_M10_bk_201.jpg