タムロンが「10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD(Model B023)」を正式発表

タムロンが、APS-C用の超広角ズーム「10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD(Model B023)」を正式に発表しました。

10-24mm F/3.5-4.5 DiⅡ VC HLD (Model B023)

  • 株式会社タムロンは、デジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ相当)専用の超広角ズームレンズ「10-24mm F/3.5-4.5 DiⅡ VC HLD (Model B023)」(Model B023)を発売する。
  • 2008年10月に発売したModel B001の性能を大幅に向上させた後継機種のModel B023は、光学性能の抜本的な見直しをはじめ、基本性能の大幅な向上を図ることで、ズーム全域で高い描写性能を実現。
  • レンズ構成は11群16枚。LDレンズ1枚、XLDレンズ1枚、ガラスモールド非球面レンズ1枚、複合非球面レンズ1枚などの特殊レンズを適切に配置。光学系のサイズ増大を抑えながらも、倍率色収差、コマ収差や歪曲収差をはじめとした諸収差の発生をズーム全域で効果的に補正。
  • Model B001のコンパクトなデザインを維持しながらVCの搭載に成功。
  • AF駆動の動力として、HLD(High/Low torque modulated Drive)を開発・採用した。HLDは駆動力と安定性に優れ、大型のフォーカシングレンズを搭載するModel B023のAFもスムーズに制御可能。
  • 基本性能を大幅に改善しながら、VCユニットやAFユニットなど部品の配置を最適化した省スペース設計により、前機種Model B001から全長の短縮を実現。
  • 対物側のレンズ最前面には撥水性・撥油性にすぐれたフッ素化合物による防汚コートを採用。
  • レンズ本体に内蔵したモーターで絞り羽根を駆動・制御する電磁絞り方式をニコン用レンズに採用。より精密な絞り駆動が可能。
  • TAMRON TAP-in Consoleに対応。
  • 価格は税抜き70000円、発売日はニコン用が2017年3月2日、キヤノン用が2017年3月23日。

 

タムロンの10-24mmは、旧型から光学性能が大幅に性能が向上され、加えてVCや新しいAFモーターを採用した大きなモデルチェンジになっているようです。VCを採用し光学系をアップグレードしながら、旧型より小さくなっているのは素晴らしいですね。

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