ニコンの17年3月期は90億円の最終赤字

日本経済新聞に、ニコンの2017年3月期の決算に関するニュースが掲載されています。

ニコン、最終赤字90億円に拡大 17年3月期

  • ニコンは13日、2017年3月期の連結最終損益が90億円の赤字(前期は182億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想(60億円の赤字)から赤字幅が拡大する。1~3月期に映像事業などで構造改革に伴う特別損失を計上するのが響く。
  • 売上高は8%減の7500億円、営業利益は39%増の440億円と、それぞれ従来予想の8000億円、490億円から下方修正した。スマートフォン(スマホ)の普及により、デジタルカメラの販売が苦戦している。熊本地震の影響でカメラの主要部品の供給が滞ったことも響いた。
  • 同時に発表した16年4~12月期の連結決算は、最終損益が8億3100万円の赤字(前年同期は187億円の黒字)、売上高が前年同期比8%減の5658億円、営業利益が67%増の421億円だった。

 

デジタルカメラ関連事業はどこも良くありませんが、ニコンは予想よりも更に悪くなっていて、かなり苦戦しているようですね。

本日、Nikon DLシリーズのハイエンドコンパクトの発売の中止も発表されているので、今後は、レンズ交換式や新規参入したアクションカメラなどに注力していくことになるのでしょうか。