8K動画対応の4/3センサーの開発に問題はない

43rumors で、オリンパスのマネージャーのいくつかのコメントが紹介されています。

Olympus interview at Focus Numerique

  • Focus Numeriqueが、オリンパスのワタナベアキラ氏とテラダトシユキ氏にインタビューを行っている。以下はその要点だ。
  • 8K動画について:「8K動画のための33MPのセンサーの開発に問題は全くないと保証できる。我々は4/3センサーの物語を2003年の5MPから始めたが、現在では同じセンサーで20MPで、画質もずっと良く、特にノイズの処理の面で良くなっている」
  • ニコンのスナップブリッジ機能について:「ニコンのBlutoothテクノロジーは実に興味深いものだ。その方面を研究していくつもりだ」
  • 手ブレ補正の改善について:オリンパスには、将来のカメラで手ブレ補正の性能を更に改善する技術がある。なぜならば、彼らは地球の自転の動きとカメラマンの動きを、どのように区別するのか分かっているからだ。
  • 手持ちハイレゾモードについて:「この機能は、将来提供できると考えている」
  • メタレンズ技術について:「近い将来に使用される技術ではない」

 

4/3センサーで8Kに対応できるかどうかについては、いろいろな考えがあるようですが、オリンパスは、将来は問題なく8Kに対応できると考えているようですね。あと、手持ちハイレゾモードもいずれ実現されそうです。

また、手ブレ補正に関しては、以前のインタビューで「地球の自転の影響のために6.5段分の補正が理論的な限界」と述べられていましたが、どうやらオリンパスは自転の影響を回避して更に補正効果を高める技術を開発しているようですね。将来の手ブレ補正の進化が楽しみです。