・Nikon AF-P DX Nikkor 10-20mm f/4.5-5.6G VR Review
- 重さは230グラムで、鏡筒は非常に小さい。マウントはプラスチックだが、軽いレンズなので、耐久性に問題はないだろう。非常にコンパクトなので旅行用として理想的だ。
- AFはキビキビと動き、信頼性は非常に高い。
- 解像力は、10mmでは、中央は開放からF11まで素晴らしい値(excellent)で、隅は開放からF11までとても良好な値(very good)だ。
- 12mmでも似た状況で、中央は開放からF11まで素晴らしい値(excellent)で、隅は開放からF8まで素晴らしい値(excellent)、F11ではとても良好な値(very good)だ。
- 14mmの解像力は、中央は開放からF5.6まではとても良好な値(very good)で、F8とF11では素晴らしい値(excellent)になる。隅は開放とF5.6ではとても良好な値(very good)で、F8とF11では素晴らしい値(excellent)だ。
- 20mmでは、中央の解像力は開放ではとても良好な値(very good)で、F8では素晴らしい値(excellent)だ。隅は開放からF16までとても良好な値(very good)だ。
- 色収差は、かなり良く補正されており、このような廉価なレンズとしてはとても素晴らしい。後処理による補正は必要なさそうだ。
- 歪曲は、10mmでは-3.69%のタル型で非常に目立つ。12mmでは-2.02%、14mmでは-1.09%に改善し、20mmでは-0.36%でほとんど真っ直ぐだ。このレンズの歪曲は、とても立派な性能だ。
- 逆光ではコントラスト低下とフレア・ゴーストがごくわずかに見られるが、逆光耐性は良好だ。
- ボケ味は、うるささがなく素晴らしい。
- 価格は329ポンドで、スペックの割りにとても安価だ。
- ニコンの10-20mm f/4.5-5.6G VRは、安価で、小型軽量で、使っていて気分最高のレンズだ。D7500との組み合わせでは、使い勝手は非常に良く、このレンズは実に魅力的な提案だ。このズーム域はとても多目的に使え、そして画質はシャープでパンチが効いている。旅行用に理想的なレンズで、大いに推薦する。
- 良い点:ハイレベルな解像力、素晴らしい色収差の補正、フレアが少ない、歪曲がまずまず良好、とても便利なズーム域、軽量コンパクト、手ブレ補正、控えめな価格。
- 悪い点:防塵防滴ではない。
ニコンの10-20mm f/4.5-5.6G VRは、安価なレンズにもかかわらず、ズーム全域で驚くほど高解像力で、非常に高性能なレンズですね。サンプルもシャープで、この価格帯のレンズとしては、とてもしっかりとした写りという印象です。
モーモー太郎
このレズを店頭でいじらせてもらったら、小型軽量、そのうえ手ぶれ補正まで付いて、とってもお安く、写りも良く、自分の「AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED」と交換したい衝動に駆られております。
これからDXでカメラを始める方は、ぜひ一緒に購入したらさらに楽しいと思います。
ニコンサービスで金属マウント交換を有料でいいのでしてくれたら、購入者が増えるんじゃないかな?
どんぐりがえる
ユーザーですがレビューどおりの印象です。
フィルターも使えるし言うことなしです。
プラマウントの見た目は確かに少々残念ですがコンパクトさや写りを考慮すれば文句ありません。
きりぎりす
ひと月ほど前に購入しました。
純正10-24も持っていましたが、コンパクトさと設計の新しさから追加した次第です。
10-24に比べると線が太い写りですが、開放f値設計の違いもありカリカリのカチッとした描写です。
周辺画質は明らかに10-20の方が流れず、テストの通りf8まで絞ると全く気にしなくて良いほどの画質です。
VRの効きもよく、1/10くらいで必要十分にシャッターが切れるのはありがたいですね。
AF-P 70-300といいその重さやかコンパクトさが信じられないくらいです。
プラマウントは抵抗がないと言ったら嘘になりますが、この設計ならば納得させられてしまいますね。
10-24は、高値で売れるうちに売却決定です。
名無し
これ、歪曲はデジタル的に補正されるんですかね?
なにがし
24mm相当より広い画角はどんなに良いスマホでもコンデジでも撮れませんから、このレンズの存在は写真の楽しさを新規の顧客に広く伝えてくれるでしょうね。
自分はFXを一台だけ持って18-35mmを付けて広角を撮っていますが、ただでさえものすごく軽い18-35mmさえ遥かにしのぐコンパクトさでありながらVR付き、更に15mm相当まで撮れるのですから、羨ましいです。
jpeg撮影時の歪み自動補正がどこまで効くかが気になります。
uho
現代レンズらしい優等生ぶり、APS-Cの巻き返しに一役買いそう。
9mmスタートだったら最強の撒き餌広角になっていたでしょうけど、お値段一挙に倍くらいになりそうで怖い。
いまの技術では10mm(換算16mm)がひとつの妥協点なのでしょうね。
フルサイズでも好評の18-35mmが16mmスタートにリニューアルされないかどうか期待……ですけど、やはりいまの値段であの光学性能は維持できなさそう。
C62重連北斗星
とても重宝しています。
待機時間に10mmでフルサイズを撮ってみました。疑似魚眼の雰囲気で、おもしろレンズ工房のぎょぎょっと魚眼的で楽しめます。
もともとフードは使用せず保護リングのみ装着ですが、このリングとフィルターを外すと対角魚眼に近くなりますから使い易い。
余程の事が無い限り魚眼は持ち出しませんから、早速活用しています。