シグマ「135mm F1.8 DG HSM Art」は極めてシャープでボケも美しい

ePHOTOzineに、シグマArtシリーズの望遠単焦点レンズ「135mm F1.8 DG HSM Art」のレビューが掲載されています。

Sigma 135mm f/1.8 DG HSM Art Lens Review

  • 鏡筒は素晴らしいクオリティだ。重さは1130グラムあり、非常に重い。フォーカスリングは滑らかに動く。
  • AFは、どのような状況でもキビキビとしていて正確だ。近距離の撮影ではフォーカスリミッター(0.875-1.5m)が役に立つ。
  • 中央の解像力は、開放からF8まで素晴らしい値(excellent)で、F11とF16でもまだとても良好な値(very good)だ。隅は中央とほぼ同じで、開放からF8まで素晴らしい値(excellent)、F11とF16ではとても良好な値(very good)だ。

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  • 倍率色収差は、中央も隅もほとんどゼロで、後処理による補正は不要だ。画像に色ズレの兆候は見られず、色収差の点では非常にクリーンだ。
  • 歪曲は+0.47%の糸巻き型で、後処理による補正は必要ない。建築物を含む、ほとんどの被写体で歪曲に気付かないだろう。
  • フレアはほとんど見られないので、安心して光源にレンズを向けられる。
  • 後ボケは素晴らしく、これは特にポートレートには有用だ。
  • 価格は1399ポンドで安価ではないが、素晴らしい性能を考えれば納得のいくものだ。
  • シグマ135mm F1.8 は本当にシャープなレンズで、使い勝手は素晴らしく、ボケも美しい。135mmはポートレートには少し長すぎると感じる人が多いが、シグマの135mmは寄れるので、顔のアップの撮影に使える。見事な性能と相まって、このレンズは間違いなく大成功だ。
  • 良い点:素晴らしい解像力、ほとんど色収差がゼロ、フレアがでない、美しいボケ、近接性能、歪曲が小さい、造りが良好、防塵防滴、F1.8の明るさ。
  • 悪い点:重い、手振れ補正が搭載されていない。

 

シグマの135mm F1.8は、他のレビューでも極めて高い評価を得ていますが、このePHOTOzineのレビューも例外ではないようです。

このレンズは、F1.8の大口径にもかかわらず、開放から画面の隅まで極めて高い解像力で、かつ倍率色収差がほとんど見られないのは素晴らしいですね。価格は、国内では12万円を切ってきているので、性能を考えればそれほど高くないかもしれません。