2017年6月のデジタルカメラ・交換レンズの出荷金額は前年同月比よりも増加

CIPAが、2017年6月のデジタルスチルカメラと交換レンズの出荷統計を発表しています。

6月のデジタルカメラ出荷は台数・金額ともに増加 (デジカメWatch)

  • デジタルスチルカメラの総出荷金額は739億1,086万6,000円。前年同月比はそれぞれ136.2%、152.3%となり、前月に続きともに2桁台の伸長を記録した。1〜6月の累計でも台数111.3%、金額122.5%と前年の低迷を払拭する勢いとなっている。総出荷のうち、日本向けは28万5,414台、88億2,197万7,000円。前年同月比はそれぞれ129.2%、151.7%。
  • 6月の総出荷における一眼レフとノンレフレックス(いわゆるミラーレスカメラ)の比率は、台数が66:34、金額が55:45。
  • カメラ用交換レンズの総出荷は159万4,012個、343億8,166万7,000円。前年同月比はそれぞれ106.8%、115.3%であり、前月に引き続き増加した。日本向けの出荷は、18万7,937台、45億4,336万5,000円。前年同月比はそれぞれ110.4%、128.4%。前月から増加に転じた。

 

カメラと交換レンズの出荷数量は、今年は4月まではほぼ昨年と同程度の値で推移しているので、5月以降の伸びは、昨年、熊本地震で落ち込んだ分が回復したものでしょうか。

一眼レフとミラーレスの比率は台数で66:34、金額で55:45ということで、金額ベースでは半々に近いところまできました。金額ベースの方が差が小さいので、ミラーレスの方が1台あたりの価格は一眼レフよりも高いということになりますね。