・パナソニック、「LUMIX GH5」用ファームウェアVer.2.0を9月下旬に提供
- パナソニック株式会社は8月31日、ミラーレスカメラ「LUMIX GH5」のファームウェアバージョン2.0を9月下旬に提供すると発表した。バージョン2.0を適用することで、新たな追加・拡張機能が加わる。
- カメラ制御PCソフト「LUMIX Tether」への対応
- ALL-I動画記録モードの追加
- 4K/FHD動画記録に「4:2:2 10bit ALL-I記録」モードを追加。最大約400Mbpsでの高ビットレート記録が可能に - 4K HDR動画記録(HLG)に対応
- HLG方式に対応。肉眼に近い広い階調の動画記録が可能になる
- 4K HDR対応ビエラなどで再生が可能になる低ビットレートモードも追加 - アナモフィックモードの強化
- 従来のアナモフィックモードよりも高精細に動画を記録できる
- シネマスコープサイズ相当に引き伸ばした状態で映像を確認可能
- 16:9、1:1などの画角を表示アシストする「ビデオガイドライン表示」機能 - オートフォーカス性能・機能の強化
- 静止画で低コントラスト被写体へのオートフォーカス合焦性能が向上
- 動画記録中のオートフォーカス追従性能が向上
- 「追尾AF」も進化。AFロック開始位置をあらかじめ配置可能に - 6Kフォト/4Kフォトの強化
- 6Kフォトでの「ループ記録」に対応
- 撮影停止後から次の撮影が可能になるまで時間が半分以下に短縮 - ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)の強化
- アングル固定時に強力に手ブレ補正がはたらく「手ブレロック」機能を追加
- アナモフィックレンズ使用時に最適化した手ブレ補正モードを追加 - その他
- すべての撮影モードで省電力ファインダー撮影機能が使用可能に
- DISP.ボタンのロック機能、Fnボタンへの新しい割り当て設定などが追加
GH5の新ファームには、GH5の発売時に予告されていた「4K 4:2:2 10bit ALL-intra(400Mbps)」などの機能に加えて、AF性能の改善や、手ブレ補正の強化、6K/4Kフォトの機能強化など、非常に多くの機能拡張や改善が盛り込まれていますね。
特に、動画時のAFの改善はかなり要望が多かったようなので、新ファームには期待が集まりそうです。
章夫
動画の手ブレロックは期待します。重い三脚を運んだり、リグを組むことができない一人での野外撮影にマニュアルフォーカスやズーミングでのわずかなブレを止めていただけるとありがたい。400Mbpsはカードや後処理でプロ用ですね、4K HDRで撮影しておいて取りあえず普通に再生できればベストだが(HDR対応テレビ無いので)。
タマサン
AF機能向上や手ぶれロックは、G8にも回してもらえないだろうか?
いちろべえ
大幅な機能追加でうれしいです。
地味ですがDISPボタンのロックなど、涙が出るくらいうれしいです。
早く適用したいです!
BAA
Ver2.0となるだけあって、広範囲のアップデートは大変うれしいです。
HLGはEVFや背面モニターがHDR対応ではない(そもそもカメラ用の小さなサイズのHDR対応パネルが存在しない)ので、撮影時にどう折り合いをつけるのか興味がありますね。
おっちゃん
追尾AFの食いつきがどこまで変わっているのか期待ですね。
またYouTuberさん達がレビューしてたような撮影方法であまり変化がなければ、また批判されるでしょうから。
アップデートを楽しみにしています。
私としては6Kフォトの改善が一番期待しているところです。