ソニーのレンズ交換式フルサイズカメラの国内のシェアは2位

デジカメWatchで、ソニーのα7R III の体験会で言及されたミラーレスの業界動向に関する記事が掲載されています。

好調続くソニーα、真打「α7R III」が市場に及ぼす影響は

  • ソニーは、10月25日に発表した「α7R III」の体験会を都内で開催。体験会ではまず、ミラーレスカメラ市場の好調が伝えられた。
  • デジタルカメラ全体の国内市場は2014年より減少傾向が続いており、とりわけコンパクトデジタルカメラの減少が顕著だ。レンズ交換式カメラもその例に漏れず減少トレンドから抜け出せていない中で、ミラーレスカメラが浮上し始めた。具体的には、2017年上半期、一眼レフカメラが前年同期比95%の微減にとどまったのに対し、ミラーレスカメラは24%増を達成。構成比を見ると一眼レフカメラ56%、ミラーレスカメラ44%と、もはや差は少ない(いずれも金額)。
  • ミラーレスカメラのうちαは、熊本地震があった2016年に一度減少を見ているが、2017年上半期に再び伸張に転じた。これにより、フルサイズレンズ交換式カメラにおけるソニーのシェアは、台数29%、金額18%(※注:この部分は元記事の誤りで、18%は交換レンズの金額シェアのことのようです)を記録。どちらも国内2位の地位を得るに至った(以上、GfK Japan調べ)。

 

以前に海外で「ソニーのフルサイズのシェアが2位になった」という記事が掲載されましたが、国内でもソニーのフルサイズ機のシェアが2位になったようですね。

AFや連写性能で話題を集めたα9に続いて新しい高画素機のα7R III も登場したので、今後もシェアの伸びが期待できそうです。

あと、今年の上半期のミラーレスカメラのシェアは金額ベースで44%ということで、一眼レフともうほとんど変わらないところまで来ましたね。

[追記] ソニーのスライドを見ると、元記事テキストに誤りがあるようで、記事にある「18%」は交換レンズの金額シェアのことのようです。