・決算短信 (リンク先PDFファイルです)
- 映像事業の連結売上高は473億13百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は14億93百万円(前年同期比76.9%増)となった。
- ミラーレス一眼カメラの分野において、前記に発売したミラーレス一眼のフラッグシップ機「OM-D E-M1 Mark II」等の販売が堅調に推移し売上を拡大したことにより、映像事業の売上は増収となった。映像事業の営業損益は、費用の圧縮を進めたことなどにより、前年同期比で増益となった。
・決算説明会プレゼンテーション資料 (リンク先PDFファイルです)
- 売上高:OM-Dシリーズを中心に2016年の後半より販売を開始したミラーレス一眼が(3Q累計で)7%増収となり、映像事業全体の増収に寄与。3Q(10-12月)は、ミラーレスの販売が減少したことから、映像事業全体で減収。
- 営業利益:収益性の高いミラーレス一眼の販売構成比が増えたことに加え、販促活動、研究開発等のコントロールにより3Q累計で15億の黒字を確保。3Qは販促費をコントロールするもミラーレスの販売減収により、収益が悪化。
オリンパスの映像事業は特にE-M1 Mark II がよく売れているようで、累計では増収増益となっていて、営業利益の76.9%増は大きな数字ですね。
一方で、第3四半期のみでは減益となっていますが、これは前年と異なり年末商戦に大きな新製品がなかった(前年はE-M1 Mark II が11月に発売)ためでしょうか。
コンパクトは、Toughシリーズの新型機は好評のようですが、引き続き減少傾向のようですね。
infoX
カメラ企業がそれぞれ業績良いようで何よりです。
コンパクト機もよいと思うんですがね。スマホに変わられるといわれるけど重要データが入っているスマホって頻繁にあまり外に出したくないんだよね個人的には。特に海外では。
虚弱体質
ニコンを見てもオリンパスを見ても高価な上位モデルが利益を支える構造になっていますね。
下級機をたくさん作ったり頻繁に更新したりしてもその進化の度合いはたかが知れていて、似たような機種が無数にあると供給過剰になって投げ売りされるので安いものをいくら作っても利益は出ないということでしょうね。
現状だと像面位相差AFが出来る動体向けボディがE-M1シリーズしかありません。
M5の後継機種が近いはずですが、これにも像面位相差AFを搭載してほしいですね