PENTAX-DA★11-18mmF2.8は天体撮影を強く意識したレンズ

デジカメWatchで、CP+で展示されたリコーイメージングの新製品が紹介されています。

【CP+】D FA★50mmF1.4 SDM AWがタッチ&トライコーナーで試せる

  • 「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW(仮称)」は前回のCP+でも参考出品されていた35mmフルサイズ対応の大口径標準レンズ。2018年春頃の発売を予定しているレンズだが、実機に触れた印象では外観や動作などは最終品と言って良いほどの完成度となっていた。 
  • 「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW(仮称)」はAPS-Cセンサー機向けの超広角ズームレンズ。2018年夏頃の発売を予定している。機械制御式の絞り機構を採用するKAF3マウントを採用しているため、旧機種など多くのボディで利用できるようになっている。
  • レンズ側面にフォーカス位置をロックする「CLAMP」スイッチを設けているのが特徴。ONにすると、フォーカスリングを回してもピント位置が変わらなくなる。星や風景などの長時間露光などでの利用が想定される。
  • レンズ先端付近がくぼんだデザインになっており、これは星の撮影などでヒーターを巻き付ける際に利用するものとのことで、とりわけ星の撮影を強く意識したとの印象を受けた。

 

DA★11-18mmF2.8は、フォーカスのロック装置や、夜露対策のヒーターを取り付けるくぼみがあるなど、天体撮影を意識した面白いレンズに仕上がっているようですね。天体撮影では重要な、コマ収差や非点収差の良好な補正にも期待したいところです。