キヤノンとニコンがフルサイズミラーレスを今年後半に市場に投入する方針

日本経済新聞に、キヤノンとニコンのフルサイズミラーレス市場参入に関する記事が掲載されています。

キヤノン・ニコン、ミラーレス プロ機種並み

  • キヤノンとニコンがデジタル一眼レフに搭載している高級センサーをミラーレスカメラに採用する。一眼レフの強いブランド力と収益力から需要の食い合いを恐れて高性能センサーの転用に消極的だったが、ミラーレスの市場の広がりを看過できなくなった。
  • キヤノン、ニコン両社は、フルサイズセンサーをデジタル一眼レフに用いてプロカメラマンや上級アマチュアの市場を押さえてきた。両社はこの戦略を転換し、これまで一回り小さいセンサーを使っていたミラーレスにフルサイズを搭載し今年後半にも市場に投入する方針だ。両社とも2019年に発売する当初計画を前倒しする。
  • カメラ映像機器工業会によると、2500万台近い17年のデジカメの世界出荷のうち一眼レフが750万台なのに対してミラーレスは400万台。一眼レフは前年比1割減だがミラーレスは3割増えた。

 

キヤノンとニコンのフルサイズミラーレスは、今年の後半に同時期に登場する可能性が高そうですね。秋のフォトキナで発表されるのでしょうか。

両社とも2019年のフルサイズミラーレスの投入予定を2018年後半に前倒しするということなので、ソニーの大攻勢を前にして、あまり悠長に構えている余裕がなくなってきたのかもしれませんね。