Venus Optics が4本のLAOWAブランドのレンズを正式発表

Venus Optics が、FEの10-18mmの超広角ズーム、各社マウント用の倍率2倍の100mm F2.8マクロ、GFX用の17mm F4の超広角レンズ、m4/3用の4mm F2.8 の魚眼の4本のレンズを発表しています。

Venus Optics reveals four new Laowa lenses for Sony FE, Fuji GFX, and more

  • Venus Optics が、4本の新しいレンズ群を発表した。全てのレンズは北京で開催されるP&Eで展示される。いずれのレンズも2018年の中頃から遅くの発売が予想されるが、正確な発売日と価格は未定だ。

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  • Laowa 10-18mm F4.5-5.6 FE Zoom:画角は102度から130度で、重さはわずか496グラムで全長は10cm以下だ。レンズ構成は14群10枚で、2枚の非球面レンズ、1枚の超低分散レンズが使用されている。鏡筒のスイッチで絞りのクリックを解除することが可能だ。このレンズには、リアにフィルタースロットがあり37mmのフィルターを使用できる。マウントはソニーEマウントのみだ。
  • Laowa 100mm F2.8 2X Ultra Macro APO:最短撮影距離わずか24.7cm、倍率2倍のマクロレンズだ。このレンズは2:1のマクロから無限遠までピントが合う。レンズ構成は12群10枚。マウントはキヤノンEF、ニコンF、ペンタックスK、ソニーFE。
  • Laowa 17mm F4 GFX Zero-D:GFX用の35mm換算で13mmの超広角レンズで、歪曲はゼロに近い。レンズ構成は14群21枚で、2枚の非球面レンズと、3枚の低分散レンズが使用されている。
  • Laowa 4mm F2.8 Fisheye MFT:マイクロフォーサーズ用の円周魚眼で画角は210度だ。レンズ構成は6群7枚。非常にコンパクトで、重さは135グラムだ。

 

LAOWAの4本のレンズは、いずれもメーカー純正や他のレンズメーカーのレンズには無いスペックで、なかなか面白そうなレンズですね。

10-18mmは10mmスタートにもかかわらず軽量コンパクトで、フィルターも使えるのが魅力的です。100mmは2倍の高倍率にもかかわらず、高倍率専用ではなく、無限遠までピントが合うので、使い勝手がよさそうですね。