World Press Photo 2018で使用されたカメラはニコンが他社を圧倒

DPReview で、World Press Photo 2018でジャーナリスト達が使用していたカメラのメーカーや機種などの集計結果が掲載されています。

Nikon dominates World Press Photo 2018 camera breakdown

  • 先週、高名なフォトジャーナリズムのコントスト「World Pres Photo 2018」の結果が発表され、その中に撮影に使用されたカメラの情報も含まれていた。これを使って、スペインの写真サイトPhotolariが、参加したジャーナリスト達の使用した機材を集計している。
  • 参加者に使用されたカメラの機種は、D5、D810、5D Mark III がトップで、次がD800Eと5D Mark IVだ。

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  • メーカー別ではニコンが全体の51.5%でトップで、キヤノンが29.9%で2位だ。他のメーカーは遥かに少なく、富士フイルムが6%、ソニーが5.1%、ペンタックスとDJIが共に2.1%だ。

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  • カメラのタイプでは、一眼レフが83.5%で大勢を占めており、ミラーレスは11.3%、不明が5.2%だ。
  • 昨年は、5D Mark III が1位で、5D Mark II が2位、5D Mark IVが3位で、キヤノンが1位から3位を独占しており、ニコンのカメラは最上位が7位だった。そして、一眼レフは88.8%、ミラーレスはわずか5.55%だった。

 

サンプル数が少ないので参考程度に見ておいた方がいいかもしれませんが、昨年も今年も、ジャーナリストにはニコンとキヤノンのハイエンド一眼レフが非常に強いという傾向は見て取れますね。

ミラーレスは一般のシェアに比べると非常に少ないものの、昨年の5.55%から11.3%にほぼ倍増しているので、ミラーレスを使う人も着実に増えてきているようです。