ソニーFE400mm F2.8 GM OSSは極めてシャープなレンズ

ePHOTOzine に、ソニーの超望遠単焦点レンズ「FE400mm F2.8 GM」のインプレとサンプル画像が掲載されています。

Sony FE 400mm f/2.8 G Master OSS Hands-On Review

  • 鏡筒はマグネシウム合金で、造りは素晴らしいクオリティだ。
  • フォーカスリングは電動で、細いリングを使って動画撮影時に一定速度でピントを動かすこともできる。
  • AFは極めて速く、α9のコンティニュアスAFの20コマ/秒の連写でも容易に追従する。
  • ファンクションボタンはカスタマイズ可能で、瞳認識のON・OFFに使うことを提案する。
  • 重さは2987グラムで、400mm F2.8の中では最も軽い(キヤノンの400mm F2.8 は3850グラム、ニコンの400mm F2.8は3800グラム)。レンズの前後の重さのバランスが取れているため、一脚や手持での撮影にも向いている。
  • 解像力はサンプル画像を見ると際立っており、極めてシャープな画像が得られる。
  • ボケは滑らかで、特に被写体がレンズ近くにあるときには滑らかだ。
  • 周辺光量落ちは、開放で撮影した際には時折目に付き、テレコン使用時にも時折目に付く。
  • 価格は10499ポンドで、これはニコンの400mm F2.8と同じ価格だ。
  • FE400mm F2.8は、キヤノンやニコンの400mm F2.8とプロのスポーツ撮影の分野で直接競合するレンスで、ライバルと比較すると、機能的により多彩で軽量化されている。
  • 良い点:素早いAF、スチルと動画用に造られている、このクラスで最軽量、素晴らしい解像力。
  • 悪い点:大きく高価。

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FE400mm F2.8 は、α9との組み合わせではAFの追従性にも優れているようなので、スポーツなどの分野でどこまで活躍するのか楽しみですね。画質はシャープで色乗りがよいという印象です。

ボケは、大きなボケはとても綺麗ですが、ボケが小さくなってくると少し二線ボケの傾向があるようですね。